個別指導の学習空間(埼玉西武エリア)
上尾西教室&入間扇台教室の本橋です。
中3生は、9月の北辰テストが終わりましたね。
結果が来たら、分析。
弱点をまた補強していきましょう。
さて、
長年北辰テスト(模試)の「社会科」を分析してますが、
「暗記だけじゃ対応が難しい」
年々、その傾向が強くなってるなあと感じます。
実際、
入試問題(県立高校)がその傾向にあるって事ですね。
それにより、
学校の定期テストで点は取れるけど、
北辰テストで点が取れない。
そんな状況の生徒さんが多いですね。
定期テストは出題範囲がせまいため、
とりあえず「覚えれば」点数は稼げますからね。
最近の北辰テストは、
次の傾向が顕著です。
■記述問題が増加してる
■グラフなど、統計・データ読み取り問題が増加してる
自分の言葉で説明しなきゃいけない
「記述問題」。
増加傾向にあります。
さらに、
地理はほとんどが
「表やグラフの読み取り問題」…。
このため、
用語の暗記だけでは対応が困難。
では、
どう対策していけばよいか。
鍛えるポイントは、以下ですね。
【地理】
①統計・データを正確に読み取る練習をする。
(割合(%)・人口密度・縮尺計算など算数の知識は必須。)②人々の暮らしに想いをはせる。
地理は特に、②。
例えば、
「熱帯」=「赤道付近。年間通して暑い場所」
これは知識。暗記でいけますよね。
しかし、
地理の記述問題で狙われるのは、
そこで暮らす人々の知恵や工夫、生活です。
その地域の人達は、
■どんな家で暮らしてるの?
■どんな農作物を作ってるの?
■地形をどう使ってるの?
そう。。。
地理というのは、
「人」に想いをはせる科目なのです……
そして、歴史ですね。
【歴史】
■流れを意識する。そのできごとは、世の中にどんな影響を与えたか。
そのできごとは、なぜ起きたの?その後、世の中はどう変わったの?
歴史は、「流れ」がポイント。
用語だけひたすら覚えても、
それを「線」で繋げないと、活用できません。
例えば、
「元寇」=「モンゴル襲来in鎌倉時代」
これは知識。暗記でいけますよね。
しかし実際の問題では、
「元寇は、その後の鎌倉幕府にどんな影響を与えた?」
こんな感じで、記述問題が出ます。
大事なのは「流れ」。です。
「線」(流れ)の中で、「点」(用語)を覚えていく。
「点」(用語)だけただ覚えていっても、
「線」(流れ)は見えない。
結果的に、記述問題に対応できないんですね。
以上、
この辺にしておきますね。
ありがとうございました〜