「酒は百薬の長」という嘘

札幌の個別指導塾の学習空間、北41条東教室・あいの里教室の尾造です!

突然ですが、「酒は百薬の長」という言葉がありますよね。
お酒についてのお話なので正直、塾の生徒さん向けのお話ではありませんね(^^;
いやでも、将来お酒を飲むようになることもあると思うので、その時のために聞いておいてください。

お酒は適量飲めばむしろ身体に良いものである、という主旨の言葉で、
「お酒を控えた方が良いとよく言われるけど、こういう言葉もあるじゃないか」と、
お酒好きの方々の心のよりどころとなっている言葉だと思います。

結論から言いますと、「酒は百薬の長」は嘘、というお話です。

お酒好きの皆さん、落ち着いてください。怒らないでください。

「飲むな」とは言ってません。
「この言葉は嘘なんです」と言っているだけです。

まぁ、似たようなものですね!(^^;

元々は、昔の中国の皇帝の言葉らしいです。

その皇帝は、お酒を民間に広めてそこから酒税をとろうという政策をとりました。
そこで「酒は百薬の長」という言葉を広めて、「みんなもっとお酒飲もうね」とキャンペーンをうったのです。

税金を徴収するためのお上からのトップダウンだったのです。
医学的な根拠から生まれた言葉ではないのです。

例えるならば、
「バレンタインにはチョコをあげよう」という菓子メーカーの策略、のようなものです。

医学的な根拠にしても、数十年前は本当に「適量の飲酒はこのような健康促進効果がある」という
研究結果がだされたこともありました。

しかしその後、最新の研究では「やはり飲まないのが一番健康に良い」という結果がでたそうです。

まぁでも本当に、「飲むな」とは言ってません。
「この言葉は嘘なんです」と言っているだけです。
ここまで言っておいて、私自身は、お酒は好きなので飲みます。
ただ一応「糖質オフ」のものを飲みます(ささやかな抵抗です)。

何事も、「~~過ぎ」はよくないですね。

「酒は百薬の長」にまつわるうんちくのお話でした。
それこそ飲み会の席などで披露してみてください(^^

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