星空と漢字のおはなし。

個別指導の学習空間、野木教室・美しが丘教室担当の柴田です!

今日は中学3年生の理科のお話。
みなさんが丁度習っているであろう「天体」の単元。タイトルにもある恒星・惑星・衛星はもう習いましたか?
中学理科の教科書では、
「恒星」=自ら光を放つ天体(太陽など)
「惑星」=恒星の周りを回っている天体(地球など)
「衛星」=惑星の周りを回っている天体(月など)
ということで、親(太陽)→子(地球)→孫(月)みたいな関係だよーと習ったのではないでしょうか。覚え方としてはそれでOKなので、しっかり覚えてテストで答えられるようにしましょうね。

しかし、それはそれとして良く考えていただきたい。例えば恒星の「恒」の字は「自ら光っている」なのか?いやいや、生物で習った「恒温動物」は自ら光ってはいないですよね(笑)
恒温動物は、まわりの温度が変化しても体温が「かわらない」動物のことでした。そう、「恒」の字のイミは、「いつも同じで変わらない」ことなんです。

では、「恒星」=「変わらない星」となりますが、当然ながら「何が?」ってなりますよね。
ここからは、天体観測のお話へ。

その昔、太陽や星空の動きを観測することで「地球って実は丸いのでは?」とか「太陽や星空が地球の周りをクルクル回っているのではなくて、回っているのは地球の方なのでは?」とか、色んな推測や発見がされる時期がありました。

その観測では、太陽や月、その他惑星たちが時間が経つごとに位置を変えたり形を変えたりする中で、星空(星座)だけはいつも変わらない形をしていた。「いつも変わらずそこに居続ける星たち」ということで、「恒星(fixed star)」と呼ばれるようになったそうです。

その理屈だと太陽は恒星じゃなくなってしまうんですが、「夜空の星たちはすべて自ら光っているらしい。ならば太陽も恒星だ。太陽が動いて見えるのは他の恒星と比べてとても我々から近いからだ。」で落ち着いたと。

一方で「惑星」ですが、地球からも一部見える惑星たち、その動きがまた特徴的でした。見える時間帯がえらく限られていたり、時期によって見える大きさが違ったり。ずっと変わらない恒星たちとはえらい違いです。ということで、「惑(まど)わす星」「惑う星」と名前がついたそうです。

「衛星」は「衛(まも)る」という字を使っていて、「周りを回っている星」というよりは「周りにいてまもる星」です。護衛とか防衛とか、よく考えれば見覚えのある字、ですよね。今では地球の周りは月だけでなく、たくさんの人工「衛星」がたくさん私達を(見)まもってくれてます。相当な数あるみたいなので気になったら調べてみてくださいね。

長くなりました!こうして漢字のイミを探るだけでも理科と社会と世の中が繋がったりしてくるので、勉強は単に習うだけではなくて、その漢字や由来も調べてみると良いですよ!

ではまた次の機会に。

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