個別指導塾の学習空間(埼玉西部エリア)
鴻巣西教室、入間藤沢教室の内藤です。
先日、東京の日本橋三井ホールにて開催されていた、
Immersive Museum(イマーシブミュージアム)へ行きました。
ここでは、【ポスト印象派】と呼ばれる画家の作品を、壁や床一面がスクリーンになったホールで鑑賞することができました。
・・・ポスト印象派って、何ぞや?
という方のために、wikipedia先生の力をお借りして一緒に勉強してみましょう。
僕自身、美術の知識はド素人なので深いツッコミは無しの方向で・・・。
まずは印象派についてです。
印象派とは
印象派(いんしょうは)は、19世紀後半のフランスに発した絵画を中心とした芸術運動であり、当時のパリで連続して開催することで、1870年代から1880年代には突出した存在になった。
印象派の絵画の特徴としては、小さく薄い場合であっても目に見える筆のストローク、戸外制作、空間と時間による光の質の変化の正確な描写、描く対象の日常性、人間の知覚や体験に欠かせない要素としての動きの包摂、斬新な描画アングルなどがあげられる。
なるほど・・・(?)
ざっくりいうと、ものや景色をそっくりそのまま描くのではなく、外の建物や人物などをふんわりと空気で包まれた【印象】として表現しているのが特徴だそうです。
また当時絵画はお金持ちの人のコレクションであることがほとんどでしたが、一般にも絵画が普及し始めたのもこの頃からだそうです。
それを踏まえて、ポスト印象派の説明を読んでみましょう。
ポスト印象派とは
ポスト印象派は、印象派の後に、フランスを中心として主に1880年代から活躍した画家たちを指す呼称である。この区分は印象派に対する態度によるものであることから、様式的な共通性は希薄であり、それぞれの画家の画風は大きく異なる。
彼らは、印象派の傾向を受け、それを出発点としながらも、批判的に継承しつつ、厳密な形態の復活、原始的な題材や激しい色彩の導入などの独自の特徴を生み出し、20世紀の美術のさきがけとなった。
ポスト印象派という呼び方はあくまで印象派の後に出てきた画家たちだからということで、直接的な関係は薄そうですね。
印象派の影響を受けつつも、より個性的に、より自由にという考え方、ということでしょうか。
現代にも通ずる『芸術は爆発だ!』の精神はこの頃からと言っても過言ではないかもしれませんね。
このポスト印象派として扱われる画家は有名な方ばかりで、
フィンセント・ファン・ゴッホ
ポール・ゴーギャン
ポール・セザンヌ
などが挙げられます。
話が長くなりましたが、今回行ったイベントでは、これらの画家たちの作品をただ見るだけではなく、その世界に入り込んだような体験ができるものでした!
周囲の壁一面や床にまで作品が投影され、今まで体感したことのない不思議な感覚で作品を楽しむことができました。
カメラでの撮影も自由でしたので、年甲斐もなくウキウキしながらたくさんの写真を撮ってしまいました・・・(笑)
また同時に、こういった作品の楽しみ方を通して改めて絵画の世界に対する興味が湧いてきました。
もとより博物館や美術館が大好きなのですが、より一層『知る楽しみができた』という感じです。
芸術の秋とも言いますし、学生の皆さんには忙しい時期かと思いますが、是非皆さんも美術館などに足を運んでみてはいかがでしょうか?
Immersive Museumのような体験型というのは中々難しいかもしれませんが、絵に込められた背景、その時代を思いながら見るのも、また一興ですよ。
今回はこのあたりで。
PS.以下、絵画に入り込んでウキウキの内藤Tです。
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