芸術の秋ー世界三大オーケストラ来日

個別指導の学習空間 高崎筑縄,前橋大島教室の清水です。

新型コロナウイルスが5類に移行されてから半年が経ち,日常を取り戻しつつあります。

音楽の世界でも。海外オーケストラの来日ラッシュが続いています。実に4年ぶりでしょうか?今年は世界三大オーケストラ(ベルリンフィルハーモニー管弦楽団,ウィーンフィルハーモニー管弦楽団,ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団)が一気に来日するため,それぞれどんな音楽を作るのか聴いてみたいと思い,それぞれ取って毎週のように聴きに行っています。まぁ良い値段しましたが…

ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団は今回初めて聴きましたが,ドイツやオーストリアのオケにはない重厚な低音とオケ全体の響きが素晴らしく,ぜひもう一度聴きに行きたいと思いました。再来年は新首席指揮者のクラウス・マケラとの来日になる予定なので期待が膨らみます。

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団は文書で説明するのは難しいですが,ウィーン特有の民俗音楽的な,歌うような響きがあります。今年はピチカート(弦を弾く奏法)の響きが素晴らしかったです。アンコールのワルツやポルカは長年染み付いているウィーンフィルにしか出せない響きでした。癌治療のため来日できなくなったフランツ・ヴェルザー=メストに代わってタクトを執ったトゥガン・ソヒエフも素晴らしい演奏を披露し,いつかニューイヤーコンサートの指揮台に立ってほしいと心から思います。

来週はベルリンフィルハーモニー管弦楽団の来日が控えています。世界一のオケとして抜群の技量を持ちながら,音の解釈,音の作り方,音の響かせ方,音のバランス等々…新しいことを色々試そうとするオケなので,首席指揮者キリル・ペトレンコのタクトでどのような演奏をするのか楽しみです。カラヤンの時代とは良い意味で全く異なる演奏になっていると思います。

指揮者とオケ,どこか講師と生徒の関係と似ていると感じます。教室によって生徒も空気も違います。その違いを楽しみながら地域に信頼される教室を創っていきたいです。

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