個別指導の学習空間 松本南教室・松本西教室の橋本です。
いつも英語の話題ばかりですので、今日は数学について書きます。
私はもともと数学が得意で、特にセンター試験(現在の共通テスト)のようなマーク形式がかなり得意でした。
実際現役時代に数学Ⅰ・Aは本試験で満点とっていますし、模試では200点取ったこともあります。
しかし、2次試験の問題はかなり苦労しました。
特に東大、京大をはじめとした難関大学の数学は現時点でも手がつけられない問題がたくさんあります。
どうして手がつけられないかというと、「何を使えばいいのか分からない」ことが多いです。
例えば、
半径が10の円の面積を求めなさい
という問題があれば、公式に当てはめればおしまいです。
しかし、
円周率が3.05より大きいことを証明せよ(2003年 東大)
という問題が出たとき、どんな公式を使えばいいでしょうか?分からないですよね。
まずは上の問題の解き方を学ぶ必要があります。(ここでは省略します。)
学んだあとは、どういうときに使うのかわかる必要があります。
例えば、
3√6-3√2<π<24-12√3を証明せよ(2010年 大分大)
この問題と東大の問題はほとんど同じ解き方で解答ができます。
この感覚を磨いていくと数学で手をつけられる問題が増えてくると思います。
まずはたくさん演習して問題をこなしていきましょう。
そしてしっかりと考えて感覚を養いましょう。
それでは。