個別指導塾の学習空間、小田原東・南足柄教室の黒須です!!
学校が再開され、段階的にではありますが部活動も始まりましたね!
ただ、かわいそうなのはやはり3年生です。中学生も高校生も3年生は最後の大会などが催されていたはずです。
私は高校3年生の時に「燃え尽き症候群」というものを経験しました。
所属していた部活は軽音部でした。軽音部というとチャラチャラしていたり軽い気持ちで取り組んでいるイメージが強いですが、私の学校では真逆でした。
1日に最低でも5~6時間は練習しますし、家に帰っても練習。何曲も何曲もコピーして、同学年の生徒も最初は80人ほど入部していましたが、引退するころには私を含めて6人にまで減っていました。
そんな3年生の最後のステージは、毎年9月におこなわれる文化祭のメインイベント。
そこで全身全霊を振り絞ってしまった私には、11月ぐらいまでの記憶がほとんどないのです。残っている感情としては、途方もない虚無感。夜寝たらすぐに朝が来るような感覚で、2か月が過ぎていたことだけは鮮明に覚えています。部活の傍らで、一般入試の勉強をしていたため最悪の結果にこそなりませんでしたが、今考えるとゾッとします。
ただ、私は自分の人生の中で高校時代の部活動以上に頑張ったことはありません。これは言い切れます!!
だからこそ大人になって「あの時頑張れたから」とか「あれ以上の経験はない」と思い出すことが1つの大きな支えになっています。当時の顧問や同期の部員、部活をやりやすい環境を整えてくれた家族には、今でも心から感謝しています。
皆さんにはこんな経験はありますか?
私には、そんな3年間の集大成が奪われたことがとても悲しいのです。
今後、こんな期間が2度と訪れないことを切に願っています!!