個別指導の学習塾 学習空間 兵庫エリアの岩永です。
夏も本格的になり、蒸し暑い日が続いていますね。
熱中症や冷房アレルギーなど気を付けてくださいね。
さて、この時期スーパーやコンビニで見られるのが「うなぎ」
土用の丑の日は、うなぎを食べようってことでうな重やうなぎの予約、販売が増えますよね。
実は天然うなぎの旬は10月~12月の冬の始め頃なんです。
ではなぜ、旬でもないうなぎを食べるようになったのか。
所説ありますが、一番有名なのは
江戸時代に平賀源内という学者が、うなぎ屋の主人に「夏になるとうなぎが売れない。どうにか旬の時期以外にも売る方法はないか。」
と訊いた所、「店先に、「本日土用」と看板を出しなさい。」と答えた。
するとたちまち店は大繁盛し、土用の丑の日はうなぎを食べる習慣ができた。というわけです。
現代でもジンクスやゲン担ぎは無視できない人もいますから、江戸時代ともなると比にならないでしょう。
昔からの風習っぽい感じを出せば客はやってくると考えたわけですね。
また、ビタミンA、B群、E、Dなど栄養も豊富。
万葉集にも大伴家持が「石麻呂に われ物申す 夏痩せに 良しといふ物そ 鰻取り食せ」
と残すほどです。
奈良時代から滋養強壮にうなぎは良いものと知られていたんですね。
こうしてブログを書いててふと思ったのですが、流行や習慣って結構簡単に作られていますね。
いつかコンタクトの話でもする時に書こうと思っているのですが、19世紀末にスウェーデンの列車事故をきっかけに眼鏡は欠陥人間の象徴になってしまい、世界的にその考えが波及していきました。
恵方巻やバレンタインもそうですし、めざ◯しテレビでやっている流行のファッションは誰がスタートなんでしょう。
流行りだけを気にするのも、流行りに乗っている人、乗らない人にとやかく言うのはやめておきましょう。(何の話だ)
ただ、うなぎ高いんですよね。
自分が行っているうなぎ屋さん。ひつまぶし御膳の一番安いのを頼みますが、3500円ぐらいします。
年に2.3回の自分へのご褒美とはいえ、一食でこの値段かぁと毎度思ってしまいます。
安くなる日は来るのでしょうか。
というわけで、今日のお昼ごはんは「ひつまぶし」です。