個別指導塾学習空間、昭和田富教室の皆川です。
たくさん勉強しているのに成果が出ない
もしかしたら睡眠不足が原因かもしれません。
こちらの記事にて睡眠に関する実験が掲載されていました。
ペンシルベニア大学とワシントン州立大学による、睡眠不足がどの程度心身のパフォーマンスに影響するかという実験です。
実験は以下の4グループに分けて行われました。
①3日間睡眠なし、②2週間4時間睡眠、③2週間6時間睡眠、④2週間8時間睡眠
実験の結果、以下の発見がありました。
・8時間睡眠のグループは認知機能・注意力・運動神経の低下が見られなかった。
・6時間睡眠のグループと4時間睡眠のグループはあまり差がなく、両グループとも大きくパフォーマンスが低下した。
・6時間睡眠のグループは1週間続けたあたりで日中居眠りをするようになり、2週間後には2日間睡眠なしの人たちと同程度までパフォーマンスが低下した。
・実験の参加者は自身のパフォーマンスが低下していることに気が付いていなかった。
実験結果の中でも、パフォーマンスの低下に気が付いていない、という点は非常に恐ろしいなと感じました。
「睡眠時間短くても慣れているから大丈夫」ということをよく聞きますが、まさにこれにあてはまるのではないかと思います。
私自身、受験生のときは睡眠を大事にしていて、最低7時間睡眠をとるようにしていました。
そのためか勉強中に眠くなることはほとんどありませんでした。
勉強中眠くなってしまう、勉強しても成果が出ないという人は睡眠時間を見直してみるとよいかもしれません。