個別指導塾の学習空間、札幌第一エリアあいの里・西町教室の佐藤です!
突然ですが、私の趣味はゲームです。ゲームは簡単に非現実を味合わせてくれるので、とても大好きです。ただその非現実は、創作であって事実ではありません。
ゲームは様々な題材を取り入れられて、興味を引くようなタイトルで作られています。中でも歴史を題材にしたものがたくさん存在していて、『Assassin’s creed』シリーズもその一つです。少し前に、映画化もしました。
「アサシン」と聞くと、暗殺を生業にして一時代を暗躍した暗殺教団のイメージを持っている方が多くいると思います(白いフードをかぶっている印象もあるかもしれません)。『Assassins’ creed』内でも、ときには建物を飛び回り、ときには闇に紛れ、ときには変装を行い、要人暗殺を行います。『Assassins’ creed』は、歴史家を雇ってゲーム制作をしているほど、時代考証はしっかりと行れています。それでは、これらのイメージは事実なのか。それは違います。あくまで「フィクション」です。現在では、このフィクションが様々なメディアを通じて流布されました。実際には、イスラム教の分派です。なんか拍子抜けしますね。
ですが歴史家が居るのに、何も考えずフィクションを用いることはきっとありません。じゃあなぜそのような「暗殺教団」として描いたのか。それは16世紀当時、同じようにこの「フィクション」が「伝承」として語り継がれていたからなんです。しかも今とは違って、実際にそのような集団だと信じ込まれていました。探すと、暗殺教団に怯えていた権力者たちの伝記等が様々出てきます。面白いですよね。
今学校で習っていることは、どれだけが事実なのでしょうか。「伝承」が事実として残されたことも少なからず存在しているかも...。教わっていること、習ったことを疑うことが、今の世の中には必要かもしれませんね。
以上、ゲームの小話でした!
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