個別指導の学習空間 札幌第一エリア新琴似北教室・札幌太平教室の笹島です。
最近、疑問に思ったことがあります。
それは、「読解力」は、どんなことに取り組めば向上するのか」ということです。
体験前の面談で、保護者の方から、
「うちの子、文章を読むのが苦手で・・・」「読解力が足りなくて・・・」
など、読解力にかかわるご相談をうけることがあります。
いわゆる「読解力ニーズ」です。
よく、「本を読む」「新聞を読む」などといった方法があげられます。
たしかに、文章問題を解くだけではなく、日常的に文章にふれ、文章に慣れさせることは重要です。
ですが、これらはあくまで文章を読むためのツールなのだと思います。
まだ勉強中なので具体的な方策を提示することはむつかしいですが、
私は、与えられた文章をいかにして読むか、
つまり「読み方」が鍵となるのではと考えます。
私が目指したい文章の読み方は、「論理を正確にとらえる」ことです。
そのためには、
①文章に書かれていることの順序を正確にとらえる
②ある結論に対し、「どうしてこれがいえるのか」と根拠をさぐる
とか・・・
もっとあるのかもしれませんが、いまのところこれらが有効かなと考えています。
これは、国語の文章を読むだけではなく、他教科の解説を読み理解することではぐくまれたりもします。他教科の学習を通じて読解力もUPしちゃうなんて、お得ですよね♪
これはほんとうに根拠がないのですが、この論理がわかる力というものは、はやいうちから身につけた方がよいような気がします。
大きくなるにつれて、目の前のやらなければならないことにとらわれてしまい、なかなか読解力を高める取り組みそのものができなくなるためです。
また、論理がわかる力がある程度高まったあとに読む文章の数が多ければ多いほど、文章を読むことが苦でなくなるのかなと思います。
私自身、活字を読むのがあまり得意ではないので、生徒の心に寄り添い、生徒も、自分も
少しでも文章への苦手意識が軽減させられるよう努めます。
帰ったら、久しぶりにあたたかいカフェオレでも飲みながら読書に挑戦してみます(笑)
◆塾生の1日の時間割もぜひ見てください!!
時間割