俺たちの箱根駅伝、成瀬シリーズを聞きました

こんにちは。
個別指導の学習空間、静岡東部エリア富士宮教室・長泉教室の福地です。

表題の作品をオーディブルで聞きました。
(ネタバレに注意してください)
俺たちの箱根駅伝は、明誠学院大学陸上競技部の主将、青葉隼人と、テレビ局の箱根駅伝の番組プロデューサーの徳重の2視点で物語が進んでいきます。
最初タイトルからはイメージが湧かなかったですが、テレビ局側の、箱根駅伝と選手に対する思いが細かく描写されていたのが新鮮でした。
Wikipediaの制作背景によると、著者の池井戸潤はテレビマンたちの偉業を伝えたいという考えから構想を作り上げたそうです。
選手たちの物語と同じくらい番組制作側も熱く、実際の箱根駅伝を見て実況を聞きたくなりました。

もう一つ、成瀬は天下を取りにいくという作品を続編まで続けて聞きました。
主人公の成瀬あかりは、言動は突飛で、かなり変わっていますが、周りからの目は一切気にしない性格で、ただまっすぐ目標に向かって挑戦していきます。
ただその挑戦の根底には周囲に対する思いやりや地元愛があり、惹きつけられました。
幼馴染を始め周囲の人も、成瀬を自然に受け入れてしまっているところも面白く温かい話でした。
読み終わってしまったのが寂しく、また成瀬あかり史の続きを読みたいです。

オーディブル初めてでしたが、聞いているだけで読書できるというのは想像以上に良かったです。
登場人物の名前や地名の漢字が分からないこともあり、あらすじだけ目を通しておくといいかもしれないと思いつつも、音声で最初に言ってもらえたらいいなと、ずぼらな僕は思いました。

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