目の前のひとつひとつ

個別指導塾の学習空間 大井松田・厚木東教室の小林です☆

多くの先生が書かれているように、大分寒くなってきました。
今期の感染禍の中、教室も換気しながらで例年よろ寒さを感じながらの指導となっています。
みなさん(特に受験生)も防寒具の準備、万全の予防をして下さい。

前回の投稿の時は、3年生のテスト直前でした。その時に「今回のテストでこうしておけば良かった」と思わないようにと書きこみました。

その背中を見てくれて、今度は1・2年生でした。
3年生に比べるとまだ当然、危機感レベルは低いですが1回、1回のテストが次に繋がっていきます。
例えばの話で1年生が「今回はまだ、高校に行くのに成績にが関係しないからいいや」と思っていると後で取り返すのが非常に大変になってきます。

今回は、実際に私が見てきた生徒の例で一度崩れたあと取り返すことの大変さを感じてもらえれば思います。

その生徒は、小学6年生の頃から見てきました。
崩れてしまったのは、中学1年生の時。まだ精神的にも不安定でないところに友人関係などのトラブルが相次ぎ、日々勉強どころではなくなっていました。
私もいろいろな話はしましたが、その時はうまくコントロールできなかったなと。辛い思いをさせてしまったなと。そしてなんとか道に戻す為に熱く話し何回も泣かせてしまったなぁと(汗)

一度、成績が崩れるレベルまで生活が崩れてしまうと本当に大変です。何せ今までやったところを復習していかなければいけないところにまだまだ学校の授業は進んでいきます。
単純計算すると人の2倍以上を常にやっていかなければ追いつきません。

この生徒も2年生からなんとか元に戻ろうとがんばっていはいましたが、やはりすぐに結果がでないので、モチベーションもなかなか維持できませんでした。
本当の意味で変わったのは、中2の後期の単語の小テストがきっかけだったかと思います。学校の先生から高い目標点を言われ、なかなか覚えられないと塾で嘆いていました。私もその時やりきることの大事さを説きました。帰ってからもその日の夜中まで単語の勉強を続け、それが好結果に繋がってから変わったと思います。

3年生になって自分から提出物、授業態度、小テストへの意識が変わりました。何より簡単にあきらめてしまうことが無くなりました。
結果として3年生の最後、一番苦しんでいた頃より、点数・内申が大きく上がりました。

変わってから1年かかりました。

本人もよろこんでいましたが、同時に「2年生の頃の成績が足を引っ張ってしまった」と悔いてもいました。
今はまた受験に向けて良いモチベーションでスタートを切っています。

言われても、この時期の学生が先のことが分からないところでモチベーション・危機感を保つのは非常に難しいことです。

それを分かってもらえるように気付いてもらえるように伝え続けるのは我々講師の指名であり、大人の役割です。

これから3年生の受験戦争が本格化していきます。学年が教室に混在している学習空間では、下級生も3年生がどれくらい塾に来て、どれくらい勉強して、どんなことをやっていてと目の当たりにすることがあります。
そういった姿を目に焼き付けて、今度は自分もと刺激にしてもらったり、こういうふうにがんばんなきゃいけないんだと参考にしてくれればうれしいですね!!

教室によっては面談期間の真っただ中ですが、お話させていただいた事を基にまた歩みを進めていければと思います!

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