明けましておめでとうございます。
個別指導の学習空間 埼玉西部エリア 川越南・学プラ担当の小宮です。
年が明けました。
中学生3年生はいよいよ、受験に向けて最後のひと踏ん張りの時期です。
我々とともに、受験という本番に向けて走り切りましょう!
さて、今回は「ご褒美を自分に与えるのは、やった後で!!」という話をしようと思います。
・SNSの通知が気になって、集中できない…!!
・友達からの連絡が気になって、勉強に身が入らない…!!
皆さん、一度はこのような経験はありませんか?
もちろん、私はあります(笑)
そのような時、皆さんはどうしていますか?
恐らく、「気になって集中できないから、即座に確認する」という人と、「やるべきことに区切りをつけてから、後でまとめて確認する」という人に分かれるでしょう。
そして、ほぼ間違いなく、ほとんどの方は前者だと思います。
前者の行動をとる人の言い分としては、「気になるものをほっといたら集中できないじゃないですか!!」ってところでしょうか。
確かに、勉強で分からない言葉とかを放置して進めるのは悪手ですし、一見すると理屈にかなっているように思えます。
しかしながら、この行為、ハッキリ言いますが、逆効果です。
もし仮に、そのままスマホに手が伸び、確認をとったとしましょう。
SNSの通知・友人からの連絡を確認しただけで満足して、集中して勉強に励めるかと言われると、答えはほぼほぼNoです。
SNSにしても、友人からの連絡にしても、恐らくほとんどの子供にとって、「スマホをいじって誰かとやり取りをする」という行為はご褒美にあたるものでしょう。
そのご褒美にあたる行為を、まだやることを達成していないのに自分に与えてしまう行為…という言い方に変えると、あまりよろしくないことであるのは分かるでしょう。
これ、人ではなく別の生き物、例えばショーをしてくれるアシカやイルカで例えると分かるかもしれないのですが、
芸を覚える前にご褒美をあげたとして、その後ちゃんとショーで披露できる芸を身につけられますか?練習に熱心に取り組んでくれますか?
という話になってきます。これに対する答えは、もちろん否ですよね?
基本的に、「やったら何かしら報酬がある」から練習するんです。
イルカと同じ哺乳類である人もこれは例外ではありませんよ?
とはいえ、世の中には誘惑があふれています。
スマホ、ゲーム、テレビ…大人でも誘惑にあらがうのは難しいのに、ましてや精神的に未熟な子供ならなおさらでしょう。
しかし、「やりたい!!」と思った時にすぐに実行してしまうと、コントロールの術を身につけることはできません。
だからこそ、
「『ここまで進められたら』SNSを見ていい」
「『今やっているこの課題を終わらせたら』友人からの連絡を確認していい」
というように、可能な限り先延ばしにしたり、やるうえでの条件を自分で設定してみてください。
それであれば、やるべきことに対して「じゃあやるか」と前に進む気力にもなり得ます。
結果、ちゃんと成果も残すことができますし、それでいて自分を制御する能力、チープな言い方をすれば「誘惑を我慢する力」も身に付きます。
ただし、あくまでこれは自分の心持の部分の話であるため、「我慢なんてできない!!」という意見もあるかもしれません。
どうしても無理なのであれば、デバイスを破棄するなど物理的に遮断する手法を使うことになります。
モノがなければ、そもそもSNSを気にすることなんかないですしね(今の小中学生がスマホ持たないなんてことができるかはおいといて…)
さて、今回は意識的な部分の話でした。
受験前なので、ちょっと勉強に関わりありそうな話を、と思ってつらつらと書きました。
今回書いたように、「ご褒美は後で、やるべきことを先に」という意識を自分の中にもてれば、色々と変わってくるかと思います。
普段からこの意識をもって、自分のやるべきことをこなしていきましょう。
では、また。
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