個別指導の学習空間 新琴似北教室・学習空間プラスの笹島です。
2025年もよろしくお願いいたします。
ところで、みなさんには、「先生」という存在はいますか?
学校の先生はもちろん、習い事の講師も「先生」ですよね。
われわれ塾講師も、「先生」と呼ばれることが多いです。
人は、勉学や芸術などを教える人のことを、「先生」と呼びます。
ほとんどの人が、一生で、学校や習い事など、何かしらのかたちで「先生」と関わる機会をもつのでしょう。
では、みなさんは、「先生」は好きですか?
また、学生時代の「先生」は好きでしたか?
きっと、回答はさまざまだと思います。
好き!
ふつう
そうでもない
むしろ嫌い!
などなど。。。
しかも、その理由もさまざまです。
人間と人間のかかわりなので、相性というものがありますからね。
ちなみに、私は「先生」が大好きでした。
学校の先生はもちろん、ピアノの先生も大好きでした。(実はピアノを10年ほど嗜んでいました笑)
学校の先生は、中学校の担任(国語の先生)と、高校の数学の先生が特に大好きでした。
中学校のときの担任は、多感だった私含めた生徒を受容し、時間の許す限り話を聞いてくれました。
高校の数学の先生は、質問したことに対して、私がわかるまでありとあらゆる手段を使って教えてくれました。
私が、この2名の先生を好きで、尊敬できる最大の理由は、共通して
「自分に時間をかけてくれる」、「とことん向き合ってくれる」ためでした。
そんな先生の姿を追い求め、学校の先生になるまでに至ったのは、また別のお話(笑)
ですが最近、生徒から「学校の先生があまり好きじゃない」という声をよく聞きます。
はじめて聞いたとき、衝撃でした。
私は、先生が好きなので、その感覚がまるでわからなかったためです。
しかし、理由を聞いてみると、納得できました。
理由はさまざまでしたが、多かったのは、
「納得できないことに対して、理由を問うても納得のできる過程または答えを教えてくれなかったから」
でした。
このとき、私が好きで、尊敬できる先生の姿は、どこにでもあるわけではないのだと、初めて知りました。
そして、自分が経験した出会いが、ものすごい豪運だったのだと思いました。
学校の先生ではなく、学習空間の講師となったいま、そんな生徒の姿を見つめて、
改めて、時間をかけてでも、何に対してもとことん向き合える「先生」になりたい
と心から思います。
2025年は、自分の理想とする「先生」に一歩でも近づけるよう、より生徒ひとりひとりと向き合っていきますので、よろしくお願いいたします。