個別指導塾の学習空間、大宮宮原・埼大通り教室担当の貝塚です!
タイトルの通り今日は上手な暗記方法について考えていきたいと思います。
勉強や仕事、日常生活でも常に大切な”暗記”。最近の生徒を見ていると、暗記が得意な生徒もいれば苦手な生徒もいて、改めて色々考えてみたくなったのでこのテーマにしました。
1、暗記のメカニズム
昔暗記について調べたところ、脳にある”海馬”という部分が必要な情報とそうではない情報を振り分けているそうで、その海馬に必要な情報と思わせることが重要だと知りました。基本的には海馬はどんな情報も必要ではないと判断するようで、その海馬が”必要な情報だと勘違いするまで暗記練習する”ことで頭の中に記憶が残ると記載がありました。つまりたくさん練習しなければならないということは変わらないということですね。
2、ものを忘れる速度
次に一度頭に入れたことを忘れる速度についてです。よく暗記が苦手な生徒が、覚えてもすぐに忘れてしまうと言うことがあります。しかしそれはその生徒が暗記が出来ないということではなく、どんな人間もそのぐらいすぐ忘れてしまうということです。これも調べたところ、1時間後には50%、1日後には70%も忘れてしまうそうです。
3、時間より回数
ここで問題です。ある歌の歌詞を1週間で覚えなければなりません。月曜日に1時間10分だけ暗記し、そのまま1週間なにもしないのと、1日10分毎日暗記練習するのとではどちらが覚えられるでしょうか?答えは簡単ですよね。毎日10分の暗記練習の方が覚えられます。どちらも同じ1時間10分の暗記です。こうやって文章で見ればだれでも分かることなのに、なぜか覚えられない生徒ほど、1回きりの長い時間の暗記練習をしがちです。
4、上手な暗記
1から3は暗記の土台となるものです。ここからが上手な暗記について考えます。いくつか例を挙げてみましょう。
Q1:今度の合唱コンクールで唄う歌を覚えなくてはならなくなりました。先生がしっかり唄えるか1人ずつ唄ってもらいテストをするそうです。当日唄うことができるのは、毎日唄う練習をする子と、毎日歌詞を書く練習をする子のどちらでしょうか?
Q2:今度の合唱コンクールで唄う歌を覚えなくてはならなくなりました。先生がしっかり唄えるか歌詞をひとりずつ書いてもらいテストをするそうです。当日書くことができるのは、毎日唄う練習をする子と、毎日歌詞を書く練習をする子のどちらでしょうか?
Q3:今度の合唱コンクールで唄う歌を覚えなくてはならなくなりました。先生が歌詞に出てくる漢字をチェックするそうです。当日漢字を書くことができるのは、毎日唄う練習をする子と、毎日歌詞を書く練習をする子のどちらでしょうか?
Q1からQ3を読んでみていかがでしたか?それぞれのなんとなく、答えはひらめくと思います。Q1はやはりしっかり唄う練習が必要ですね。Q2はやはり書くことは重要そうです。Q3は唄えなくてもよいかも。こんな感じだと思います。ですが、もう少し深く考えてみましょう。Q1は唄うだけでもよさそうですし、Q3は漢字を書く練習だけでもよさそうですが、Q2はひらがなをかけるのであれば毎日唄うだけでもクリアできそうだと思いませんか?ここが大切です。
唄うテストなのに書いて練習。漢字を書く練習なのに唄って練習。ひらがなで書くだけのテストなのに書いて練習。これらは当然テストでは成果が出づらいです。そして少し考えるとわかりそうなものでもありますが、多くの生徒が暗記といえばなんでも書いて暗記しようとします。
もちろん書いて練習することはとても重要です。ですがなんでも書いていればいいということではありません。同じ歌を覚えるということでも、テストがどのようにされるかによって練習の仕方も変わります。この部分をしっかりと意識し、一番最初に書いた暗記のメカニズム、ものを忘れる速度、時間より回数というのを土台に練習することで、より効率の良い学習となります。少しでも暗記が上手になり、テストでよい結果を出せる助けになればと思います。




















