ニュースなどで、
「AGI（汎用人工知能）」。
聞いたことあるでしょうか。
ChatGPTのようなAIはすごいけど、
「本当に人間みたいに考えるAIは未完成」
と言われています。
ですが、
世界ではその「人間みたいなAI」、
つまりAGIの開発が急速に進んでいます。
今回は、
そんな未来を大きく変えるかもしれない「AGI」についてです。
AGI（汎用人工知能）とは？
まず、現在私たちが触れているAIは
「特化型AI」と呼ばれています。
これは、特定の仕事を得意とするAI。
たとえば、チェスを指すAIや、絵を描くAI、文章を作るAIなど。
それぞれ専門分野に特化しています。
AGI（Artificial General Intelligence）とは、
「どんな仕事でも、人間と同じようにこなせる」AIのこと。
人間のように考え、学び、柔軟に対応できる知能を持ったAIです。
簡単に言うと、
今のAIは「特定の問題には強いけど応用がきかない」。
それに対しAGIは
「何でも自分で考えて行動できる」
今までのAIより
・より空気や人の感情を読める
・思考できる
てな感じで、
より「人間に近づく」。
よって、できる仕事が増える。
(汎用性が高まる)。
てことのようです。
例えばですが
今までのAIはカスタマーセンターの「自動受付け」はできた。
しかしAGIは、
「クレーム対応」までこなせる。
てイメージですね。
なぜAGIが注目されているの？
AGIがもし実現したら、
世の中は大きく変わります。
たとえば、
医者の代わりに診断をするAGI、弁護士の代わりに裁判をサポートするAGI、教師の代わりに授業をするAGI。
登場するかもしれません。
それだけではなく、
今までは「人間にしかできない」とされてきたクリエイティブな仕事
（例えば小説を書く、映画を作る、発明する）。
これも、AGIができるようになる可能性。
そうなると、
社会の仕組みそのものが変わるでしょう。
だからこそ、世界中の研究者がAGIの開発競争に乗り出しているのです。
AGI開発が進んだら、人間の仕事はどうなる？
AGIができれば、
多くの仕事が自動化される可能性があります。
レジ打ち、工場の作業、オフィスワークなど。
しかし、
だからといって「人間の出番がなくなる」
わけではありません。
逆に「人間にしかできない仕事」の価値が高まるとも言われています。
たとえば、
- ◾️人と人をつなぐコミュニケーション能力
- ◾️新しいアイデアを生み出す創造力
- ◾️問題を発見し、チームで解決していく力
こういったスキルは、
AIにはなかなか真似できないもの。
AGIがもたらす未来の社会とは？
AGIが実現で、
いくつか予想されてる未来です↓
1．仕事中心ではない生活
人間が働かなくても、生きていける社会。
来るかもしれません。
生活のために働く必要が減り、自分の好きなことに集中できる時代が来るかも。
2．教育の大改革
「知識を教える」のはAIがやってくれる時代に。
人間の学校教育は
「考える力」「人との関わり方」など、
もっと深い学びの重視に、変わるかも。
3．価値観の変化
「お金を稼ぐこと」よりも、「社会に貢献すること」「自分を成長させること」が大切にされる時代が来るかも。
AGI開発にはリスクもある
もちろん、AGIにはリスクもあります。
例えば、
AGIが暴走。
人間にとって不利益な判断をする可能性もゼロではありません。
実際、イーロン・マスク氏など有名な実業家たちは「AGI開発には慎重になるべきだ」と警鐘を鳴らしています。
だからこそ、世界では「AI倫理」という考え方が広がっています。
AIを安全に活用するために、
ルールやガイドラインを作り、みんなで管理してこうという動きです。
未来に向けて、私たちにできること
AGIが登場する未来に向けて、
私たちが今からできることは何でしょうか？
それは「人間にしかできない力を伸ばす」こと。
これからの時代に求められるのは、
単なる知識ではありません。
考える力、コミュニケーション力、創造力、そして何より「人と協力できる力」が大切になってきます。
まとめ：AGIの未来と人間の未来
AGIは、夢のような可能性を秘めています。
しかし同時に、慎重に扱うべき大きな力です。
未来は、AIに「奪われる」ものではなく、
人間がAIと共に「創っていく」もの。
だからこそ、
「自分にしかできないこと」を見つけ、力を磨いていきましょう。
posted by本橋(埼玉西部エリア)
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