スマホ、パソコン、電気自動車、風力発電。
これらは、
どれもレアメタルやレアアースが必要な製品です。
「レアメタル」と「レアアース」。
この2つ、
名前が似ててまぎらわしい。
という事で、
何がどう違うのか。
レアメタルとレアアースの違い。
いきましょう。

結論。
「レアアースはレアメタルの一部」です。
- ◾️レアメタル
希少な金属の総称(約30種類) - ◾️レアアース
レアメタルのうち、希土類元素の17種類
詳しくいきましょう。
レアメタルとは?
レアメタルとは、
地球上に存在量が少なく、採掘が難しい金属のことです。
「希少金属」とも言われます。
代表的なものは、
リチウム、コバルト、ニッケル、チタン、白金(プラチナ)など。
これらはどれも、
産業や最新技術に欠かせない金属です。
例えば、
リチウムはスマホや電気自動車のバッテリーの、主成分。
コバルトやニッケルも、
バッテリーや合金に使われます。
ただし、採れる場所が限られる。
しかも地中深くにあったり、
精錬に高度な技術が必要だったりします。
それが「レア=希少」と言われる理由です。

レアアースとは?
レアアースは、
実はレアメタルの一種です。
「希土類(きどるい)」とも呼ばれる17種類の元素のことを指します。
代表的なレアアースには、
ネオジム、ランタン、セリウム、ディスプロシウムなどがあります。
中でもネオジムは、
スマートフォンのスピーカー、
ハイブリッド車のモーター
などに使われてます。
強力な磁石(ネオジム磁石)として有名。
つまり、
レアアースは「希少金属」の中でも特定の17種類の元素のことを指している。
ということになります。
このように、
「レアメタル」と「レアアース」は
親子関係のようなもの。
全部がレアアースというわけではないけれど、レアアースはすべてレアメタル。
ということです。

レアメタルやレアアースは、
最新技術を支える「ハイテク素材」として注目されてます。
スマートフォン、パソコン、電気自動車、風力タービン、航空機、ロボットなど。
これらの最先端の製品には、
必須素材です。
そのため、
「産業のビタミン」とも呼ばれています。
資源の偏りと日本の課題
このように重要な資源なのですが、
レアメタルやレアアースは世界の限られた国でしか採れません。
たとえばレアアースは、
中国が世界の生産の6割以上を占めています。
日本には、
レアメタルやレアアースの鉱山がほぼ無い。
ほぼ100%輸入に頼ってます。
だからこそ、
国際的な政治問題や輸出規制が起きると、
私たちの産業に大きな影響を与えます。
これを「資源の偏在(へんざい)」といいます。
これからのレアメタル戦略
現在、日本では対策が進められています。
- 海底資源の調査
(日本の海底に眠るレアアースを掘り出す) - リサイクル技術の向上
(使用済み製品からレアメタルを再利用) - 代替素材の開発
(レアメタルを使わなくてもよい材料を研究)
こうした取り組みによって、
少しずつ自立した供給体制を築こうとしてるんですね。
終わります。
posted by本橋
(埼玉西部エリア・入間扇台&桶川西教室)
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