こんにちは。
個別指導の学習空間、静岡東部エリア富士宮教室・長泉教室の福地です。
最近は定期テスト期間なので、土日も教室指導をしているのですが、土日に来てくれる生徒はみんなテスト前でやる気があり、純粋に勉強を見るだけの時間になるので、意外と楽しく充実した時間になります。
さて、今回も読んだ本の感想です。
カフネという作品をオーディブルで少し前に聞いて、若干記憶がおぼろげですが、最近読んだ本の中ではとても印象に残る作品でした。
弟の春彦との死別、辛いことが重なり、自暴自棄な生活になっていた薫子は、弟の遺産相続について元恋人のせつなと話すところから始まり…。
せつなは言動から冷たい印象を受けるのですが、薫子の心の疲弊を見抜き、薫子が倒れた際に家までタクシーで送り、料理を作ってあげます。
そこで出てきたのが、湯気の立つ豆乳コンソメスープの素麺でした。
薫子のことを考えて手をかけて作られた料理のあたたかさがすごく伝わってくる描写でした。
その後、せつなの勤め先の家事代行サービスの手伝いを始め、料理担当のせつな&掃除担当の薫子としてタッグを組んで変わっていく様子に、辛いことがあっても時間をかけて立ち上がれるのだと、読み進めるにつれて気持ちが温かくなる作品でした。
再生の物語って素敵だなと思います。
令和の時代に合ったテーマも複数織り込まれていて、後半の伏線回収やラストは少しびっくりしました。
たまご味噌という料理もこの作品のキーポイントになる料理で、作っておにぎりの具として食べたくなりました。
豆乳素麺と合わせて、いつか作ってみたいと思います。




















