ヤギと車と当てずっぽう

個別指導塾の学習空間、富士吉原・裾野教室の及川です!

学力調査も近づき、そろそろ気持ち面でも追い込みをかける時期になってきました。
一、二年生の範囲も増えてくるので復習がより重要になってきますね。
寒くなってきましたが、負けずにがんばっていきましょう!

さて、みなさんはモンティ・ホール問題というものを知っていますか?

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あなたは今テレビのバラエティのゲストとして呼ばれています。
これから出す問題に正解すれば、高級車を無料で手に入れることができます。
あなたの前には、ドアが3つあります。
1つのドアの中には景品の高級車があり、他のドアの中には外れのヤギがいます。
高級車のドアを見事当てることができたら、その高級車を手に入れることができます。
あなたはドアを1つ選択しました。
司会者モンティが、あなたが選んでいないドアを開けるとヤギが入っていました。
司会者モンティはあなたにこう言いました。
「最初に選択しているドアではなくもう1つのドアに変えることもできますがどうしますか?」

さて、選んだドアを代えたほうが得なのか、それとも変えない方が得なのか?
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というものです。
皆さんはどちらだと思いますか?
少し考えてみてください。

…どちらでも変わらないと思った方、残念!不正解です。

単純に考えてみましょう。
初めにヤギを選ぶ確率は3分の2、初めに車を選ぶ確率は3分の1ですね。
初めに選んだ扉が車だった場合、もう一つの扉に変えるとヤギになってしまいます。
初めに選んだ扉がヤギだった場合、もう一つの扉に変えると車を手に入れられますね!
つまり扉を変えれば3分の2の確率で車が当たるのです!

…いかがでしょうか?

人の感覚というのはあいまいで、直感で正しいと思った方が正しいとは限りません。
勘に頼りきりでいると間違った判断をしてしまいがちです。
赤ちゃんも初めはなんでも口に入れます。口に入れることで食べる食べられないを覚えていき、
最終的には私たちと同じように見ただけで食べ物かどうかが分かるようになります。

様々な経験を重ねていくことでそういった「勘」が培われていきます。
どんな勉強でもそうですが、その「勘」が非常に大切な働きをするのです。
計算をしていて、「こんな数になるはずがないぞ」とか、「多分ここにはこれが来るだろう」とか、
間違いに気づく能力が上がっていきます。

手っ取り早く勘を培う方法は?
ありません!
自分でした経験だけがその人だけの「勘」を作っていくのです。
沢山の問題を解いて、自分だけの「勘」を養っていきましょう!!!

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