Like a rolling stone★

個別指導塾の学習空間、静岡東部エリアのモチヅキ・ヤスヒロです!

こんにちは!こんばんは!おはようございます!
そんなこんなで、もう12月、そして今年も残りあとわずかとなりました。
皆様、寒中いかがお過ごしでしょうか?

先日、お店の文房具コーナーにて、周りにスーツ姿が私だけだったので店員と間違えられたのか、外国人のお客さんに「What’s this? 」(これは何ですか?)と聞かれました。

私も最初何かわからなかったのですが、よく見るとキャラクターのフィギュアをデコレイトしたペンでした。

それがペンだとわかった瞬間、その衝撃と歓喜で全身が震えました。

「ついにこの時がやってきたのですっ!!!!!」

そして、この機会を与えてくれた英語の神様に感謝し、目の前の外国人に慈愛の視線を送りながら、一語一語噛みしめるよう、全身全霊、心を込めて、若干、荒井注を意識してお答えしました。

「This is a pen!」

この大業を成し遂げた後、達成感と心地よい疲労感に身を委ねていましたが、ふと、以前、生徒が学校の教科書を見て、「先生、“This is a pen.”なんて絶対言わないよ!」と言っていたことを思い出し、そしてその時、黙ってにっこりすることしかできず、実のところ、密かにそう思っていた自分を恥じました。

ちなみにそのキャラクターとは、ドラえもんでした。
ドラえもんと云えば、ドラえもんによく似た小学校の先生が、

「ドラえもんはのび太を立派にするために過去に戻ってきたわけで、つまり、のび太が立派になる=ドラえもんの存在価値はなくなって、要するにドラえもんは自分の存在の意味をなくすために生きているんだ!」と、国語の授業で凄く熱心に真面目に説明したのですが、その後、ドラえもんと先生が重なって、切なくなって家に帰って泣いたことを思い出しました。

学生時代、先生の授業の勉強の中身は思い出せないが、印象的な言葉や印象的な体験は覚えているということは良くある話です。

埼玉西部エリアの望月道広先生は、学習空間の卒業生ですが、彼が学習空間の生徒だった頃、山梨エリアの鈴木先生に教わっていたそうですが、「鈴木先生に教えてもらった勉強内容は全部忘れてしまったけど、鈴木先生と真剣に“宇宙人は本当にいるのか?”ということを延々と議論したことは覚えている!」と言っていました!(笑)

これは、私が中学生時代の話です。
授業中ずっと「Mississippi」(ミシシッピ)の発音をさせたアメリカから来た英語の先生がいました。しかも1回しかない貴重な授業を丸々使ってです!教室の雰囲気が「歓迎」→「疑問」→「困惑」→「怒り」→「笑い」へと変化していったことを覚えています。「Mississippi」の発音のレッスンのみを行い彼女は本国アメリカへと帰国していきました。今でも彼女が何を伝えたかったのかわかりません。彼女の真意を理解するにはもうしばらくの年月が必要です。

大学では魂を揺さぶられることが沢山ありました。
特に「哲学」の講義で「魂の根源」について語っていた教授が突然、「わからなくなってきた!」といってそのまま出て行ってしまったのは最高に“ロック”でした。

教授には、ギターを掻き鳴らすことだけが“ロック”ではないということを学びました。

今、振り返ってみると先生達、「突き抜けているなあ、、、」と感じます。
「Mississippi」の突き抜け方はシュールですが、、、(笑)

私も生徒達に突き抜けたエピソードを残せるよう、ロックに生きていきたいと思います!

https://www.youtube.com/watch?v=Y2J2XyyDTgg

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