【地理】排他的経済水域って、いったいなに?


「排他的経済水域(EEZ)」
(はいたてきけいざいすいいき)
地理で習いますね。


言葉だけ見ると、
絶望的に難しそうですよね…


簡単に言うと、

海のルール


今回は、
排他的経済水域の基本から、
実際の事件。などなど。

やさしく紹介していきます!


排他的経済水域(EEZ)ってなに?

「排他的経済水域」
=EEZ(Exclusive Economic Zone)とは、
海の上の国の“経済的な領域”のことです。

沿岸から200海里(約370km)以内の海の中で、その国だけが魚をとったり、資源を掘ったりできる権利を持つ場所のこと。

ただし
この範囲は「領海」ではないので、
他の国の船が通るのはOKなんです。

つまり、
経済活動は自分の国のもの。
でも、通行は自由。

そんな場所。



排他的経済水域と領海のちがい

ここで、「領海」との違いも
はっきりさせておきましょう。

項目 領海 排他的経済水域(EEZ)
範囲 沿岸から12海里(約22km) 沿岸から200海里(約370km)
外国船の通行 基本的に制限あり 自由に通行できる
資源の利用 完全に自国のもの 経済活動に限り自国のもの


ポイントは、
「通行は自由、資源は自国のもの」

という使い分けです。


実際に起きた、
排他的経済水域に関する事件

このEEZ、
争いの火種になることもあります。


有名な例をいくつかご紹介。

① 日本の漁船が外国船とトラブルに!

日本のEEZ内で日本の漁船が操業していたところ、中国や韓国の漁船と衝突や追いかけ合いになる事件が起こることがあります。

その理由は、
「EEZ内では日本の許可なしに漁業をしてはいけない」
というルールがあるからです。

でも、
ルールを守らない漁船も中にはあるんですね。

海上保安庁が出動して、
警告や排除を行うこともあります。


② 中国の海洋調査船が日本のEEZに侵入

2020年代に入り、
中国の海洋調査船が日本のEEZに無断で入ったことがニュースになりました。

日本政府は抗議しましたが、
中国側は「問題ない」と主張。

このように、
EEZは国と国との思惑がぶつかりやすいデリケートなエリア
でもあるのです。



どうしてそんなに重要なの?

それは、
資源がたくさん眠ってるから
です。

海の中には
魚介類はもちろん、石油や天然ガス、レアメタルなどの貴重な資源も。

EEZをしっかり守らないと、
他国に資源を取られてしまう可能性もあるわけですね。



日本のEEZは世界でもトップクラス!

日本は島国なので、
たくさんの海に囲まれています。

日本のEEZの広さは、
約447万平方キロメートル!

これはなんと、
日本の国土の約12倍!

面積としては、
世界で6位の広さを持っています。



ちょっとした雑学

  • 南鳥島(なんとうしょ)や沖ノ鳥島(おきのとりしま)は、
    EEZを広げるためにとても重要な「離島」です。
  • 日本はこの小さな島を守ることで、より広い海の資源を手に入れる権利を主張しています。
  • 沖ノ鳥島はほぼ岩のような島。
    でも、それでも日本は「島だ!」
    と主張して、島が沈まないように必死に補強。
    EEZを守っています。



まとめ
海の経済ルールを知っておこう!

排他的経済水域(EEZ)は、
日本にとってとても大切な
“海の経済ルール”
です。

漁業、資源、防衛
すべてに関わるからこそ、
私たちの生活にもつながっているんですね。


終わります。


posted by本橋
(埼玉西部エリア・入間扇台&桶川西教室)


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