最も習得が難しい言語は?日本語VS世界の言語!


今日は「世界の言語」について。

みなさんは
「世界一習得が難しい言語は何か?」
と考えたことありますか?


実は、
日本語は世界でもトップクラスに難しい言語

詳しくいきましょう!




「外国人が習得するのが難しい言語」
ランキング。

学習者の母語によって異なるが、
一般的に「英語話者」にとっての難易度を基準にすることが多い。

アメリカの外国語教育機関(Foreign Service Institute, FSIなど)や言語学者がまとめたデータに基づき、難易度の高い言語ランキングを紹介。

難易度は文法、発音、語彙、文字体系、文化的な背景などの要素に基づいている。


FSIの言語難易度カテゴリー
FSIは、英語話者にとっての習得難易度を4つのカテゴリーに分類している。(学習時間はネイティブに近い流暢さを目指す場合)

◾️カテゴリーI
(最も簡単、約600-750時間)
スペイン語、フランス語、イタリア語など

◾️カテゴリーII
(やや難しい、約900時間)
ドイツ語、インドネシア語など

◾️カテゴリーIII
(難しい、約1100時間)
ロシア語、ヒンディー語、タイ語など

◾️カテゴリーIV
(最も難しい、約2200時間)
日本語、中国語(北京語)、韓国語、アラビア語など


特に難しい言語(トップ5)
以下は、英語話者にとって特に習得が困難な言語ランキング(カテゴリーIVを中心に)


1. 中国語(北京語/Mandarin Chinese)

◾️理由
漢字(数千の文字を覚える必要あり)、声調(4つの声調で意味が変化)、文法の独特さ(英語と大きく異なる語順や構造)。

例:同じ発音「ma」が声調で「母」「馬」「麻」など異なる意味に。


2. アラビア語(Arabic)

◾️理由
独自の文字(右から左に書く)、複雑な文法(語幹と語根のシステム)、方言の多様性(標準アラビア語と地域方言が大きく異なる)。

例:
動詞の活用が複数形や性別で大きく変化



3. 日本語(Japanese)

◾️理由
ひらがな、カタカナ、漢字(約2000文字以上を習得する必要)、独特の敬語システム、文法構造(SOV型で英語と逆)、発音の微妙なニュアンス。

例:
「お元気ですか?」と「元気?」は状況で使い分けが必要。



4.韓国語(Korean)

◾️理由
独自の文字(ハングルは比較的簡単だが)、複雑な文法(英語と異なる語順、敬語の階層)、発音の難しさ(似た音の区別)。

例:尊敬語や謙譲語が会話の相手や状況で変化。



5. カントン語(Cantonese)

◾️理由
中国語(北京語)より多い声調(6~9つ)、漢字の使用、英語話者にとってなじみのない語彙や表現。



他の難しい言語(6位以下)

• ハンガリー語(Hungarian)
複雑な文法(18の格変化)、英語と異なる語彙。

• フィンランド語(Finnish)
独特の文法構造と語彙。

• タイ語(Thai)
声調、独自の文字、英語と異なる語順。

• ヘブライ語(Hebrew)
右から左に書く文字、古代語と現代語のギャップ。

• ロシア語(Russian)
キリル文字、複雑な格変化、動詞の活用。



という事で
日本語は、
あの意味不明なアラビア語(失礼)と
同じぐらい難しいそうだ…

しかし、難易度4(最難関)でも、
ペラペラになるのに
2200時間の学習時間が必要とのことだが。


え?
いうてもたった3ヶ月?…どゆこと?


ま、いいか。



◾️なぜ日本語は難しいのか?

まず、
日本語の難しさを整理してみます。

  • 文字体系が3種類ある
    (ひらがな、カタカナ、漢字)
  • 敬語の種類が複雑
    (尊敬語・謙譲語・丁寧語)
  • 漢字の読み方が多すぎる
    (音読み・訓読み、さらに例外多数)
  • 文法が欧米系言語とまったく違う
    (動詞が最後に来るSOV型)

これらの要素が合わさり、
日本語は「超難関」だと認定されてます。



英語はなぜ簡単?

英語は、
「日本人にとっては難しいけど、
世界的には比較的簡単」
となります。

理由はシンプルです。

  • 文字がアルファベット26文字だけ
  • 文法が比較的シンプル(例えば動詞の活用。ほとんど変化しない)
  • 世界中で学習教材が豊富


ただし、
発音やスペルはややこしいです。

同じ「ough」でも「スルー」「ラフ」「スロー」と発音がバラバラ。

この辺はめんどくさい。



じゃあ、世界一難しい言語は?

実はこれ
専門家によって意見が分かれますが、

日本語、中国語、アラビア語、韓国語などが「習得困難グループ」らしいですね。

特に中国語は声調があるため、同じ「ma」でも声の上げ下げで「お母さん」「馬」「叱る」など、意味が変わってしまう。

との事。

これは日本語にない特徴のため、
日本人は苦戦ポイントらしい。


よくわからないんですが、
ためしに「馬を叱る母親」で
中国語に変換。(Google翻訳)

妈妈骂马

発音は確かに、
「マーマーマーマー」🎵

になりました…。

一つ、使える中国語を覚えました。


ちなみに
アラビア語で「馬を叱る母親」。↓

أم توبخ الحصان

なんだこれ…



1つ重要なのは、
「難しい言語」と言っても
母語によって感じ方が違う。
てことですね。

英語を母語とする人から見れば、
「日本語は最難関」。

しかし、
「韓国語」は世界的には最難関の部類ですが、
文法は日本語と似てるため、
日本人はわりと習得しやすい。

とかがあります。



では最後に、
おもしろ言語トリビアです。

◾️「5キロメートル」は、
フランス語で「サンキロメートル」と言う。

◾️「無料の約束は無理」は、
韓国語で「ムリョウ ヤクソクハ ムリ」。

◾️「高速道路無料の約束は無理」は、
韓国語で「コウソクドウロ ムリョウ ヤクソクハ ムリ」。

◾️「家具、カバン、調味料無料は、詐欺」は、
韓国語で「カグ、カバン、チョウミリョウムリョウハ サギ」


以上、
世界の言語についてでした!



posted by本橋(埼玉西部エリア)
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