一年に一度、一字に。

個別指導塾の学習空間、千葉北総エリア西白井教室・鎌ヶ谷教室担当の大野です!

年末という言葉が近づいてきましたね。
来月11月の1日より、
日本漢字能力検定協会が主催する『今年の漢字』の応募受付が始まります。
どんな字をみなさんは挙げられるでしょうか。

さて今回は千葉高校入試期間に向けて、
「訓読みで暗記を助けよう」をお届けできたらと思います!
(※訓読みの出典としては、『漢検漢字辞典(第二版)』、『字通』)

本日は、中学理科の「生命」です。
・接眼レンズ…「眼(め)」を「接(ちか)づける」レンズ
→「接(ちか)づける」の他の例としては、「接近」など

・対物レンズ…物に「対(む)かう」レンズ
→「対(む)かう」の他の例としては、「対面」など

・単子葉類…「単(ひと)つ」
→「単(ひと)つ」の他の例としては、「三人称単数」、「単細胞生物」など

・恒温動物…「恒(つね)」に温かい動物

・維管束…管を「維(つな)いだ」束
→「維(つな)いだ」の他の例としては、「維持」など

・気孔…「孔(あな)」

・肺胞…肺の「胞(はら)(=腹)」

・生殖…「生(いのち)」を「殖(ふ)やす」
→「殖(ふ)やす」の他の例としては、「殖産興業」など

・遺伝…伝え「遺(のこ)す」

・顕性形質…性質が「顕(あれわ)れる」
→「顕(あれわ)れる」の他の例としては「顕著」など
(※「著(あらわ)れる)も)

・相同器官…「相(さが)(=もともとの性質)」が同じ
→相似器官は、「相(さが)」が似ているだけで違う

「生(いのち)」を命でつなげるのが生命。
訓読みの世界は、学校ではなかなか教えてもらう機会は少ないです。
なんとなく覚えていた漢字を引き出しから引っ張り出してきて、
意味をつけて棚に戻すような作業ですが、
これが入試の時までに覚えていることの一つの手助けになっていければと思います。

今年を振り返った時に、
「そういえばあの漢字あんな意味(訓読み)があったな」
なんて思い出せるといいですね!

千葉の塾なら個別指導の学習空間

SNSでもご購読できます。

まずは1週間の無料体験学習をお試しください!