【中学公民】むずかしい「罪刑法定主義」をやさしく解説!


中学の公民。
罪刑法定主義」がでてきますね。

言葉的にも、むずかしい……。


今回は、
やさしく解説していきます。

いきましょう。
「罪刑法定主義」
(ざいけいほうていしゅぎ)!!。




罪刑法定主義とは、
「どんな行為が罪で、どんな罰になるかを、あらかじめ法律で決めておく」

というルール。



●なぜ「前もって決める」ことが必要?


理由は、

知らないルールで罰せられたら、
不公平だから


たとえば、
友達とカードゲームをしている。

プレイ中に、
いきなり友達が

「あ、それ反則ね。だから君の負け!」


「はっ!? そんなルール聞いてないよ!」
となりますよね。


法律の世界も、それと同じ。
ルールが決まってないのに、
あとから罰を与える。

これは不公平。
社会が成り立ちません。

だからこそ
「罪」と「刑罰」は
必ず前もって法律で決めておく




●「罪刑法定主義」の
3つの大切なポイント

もう少し細かくいきましょう。

実はこのルールには、
大事な柱が3つあります。


①法律がない行為は罰しない
(法律なければ罪なし)

たとえば、
「スマホを5時間以上いじったら逮捕!」

…そんな法律、ありません。


だからもちろん、
罰せられることもありません。

(でも1日5時間はアウトですね…)


②法律に書かれてない罰は与えられない
(法律なければ刑なし)

何か罪を犯しても、
法律に書かれてない罰は
絶対に与えちゃダメ。


「反省が足りないから、追加で刑罰を増やす!」
…こんなことは許されません。


③あいまいな内容で罰することはできない

「悪いことをしたら、とりあえず逮捕」

…何が「悪いこと」なのか、
わかりませんよね。

怖くて行動ができなくなります。



●これがないと社会が崩壊?

もし罪刑法定主義がなかったら。

・気分で逮捕される
・誰がどんな罰を受けるのか分からない
・社会の安心・安全が失われてしまう

とても怖いですよね。


では実際、
この罪刑法定主義がなかったゆえ、
起きてしまった事。


権力の暴走です。



権力者が
“気に入らない人”を自由に処罰できる。

国のトップが気に食わない人を
「お前、犯罪!」と勝手に断罪できちゃう。


そう。
有名な例が、
ナチス・ドイツ(ヒトラー)ですね。

・「社会に有害」で逮捕
・法律がなくても強制収容所へ

犯罪かどうかを決めるのは法律ではなく、
権力者の“気分”。

これがどんなに怖いことか。
歴史が教えてくれます。



●まとめ:
罪刑法定主義は、私たちを守る大切な盾

難しそうな言葉ですが、
意味はシンプルです。



「どんな行為が罪で、どんな罰になるかを、法律で決めておくこと」


法律をつくって
「ここまではOK」
「ここからはアウト」と決め、
その範囲をみんなに公開する。

これがあるから、
国民が安心して暮らせます。

終わります。


posted by本橋(埼玉西部エリア)
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