パフォーマンスの話

個別指導塾の学習空間、ガクヨビの皆川です!

オードリー・タンという人を知っていますか?

オードリー・タン氏は台湾の現デジタル担当大臣で、2016年に台湾史上最年少35歳で入閣した人です。

2020年初頭、日本でもそうでしたが、新型コロナウイルスでマスクの入手が困難になりました。台湾のオードリー・タン氏は早期にマスク不足を懸念し、2020年2月3日には政府が国内すべてのマスク買い上げ、実名制で販売することを発表しました。そしてその3日後には、台湾国内に6000か所以上あるマスク販売店舗の在庫がグーグルマップ上で30秒ごとに自動更新されるマスクマップを完成させました。このときはまだWHOが新型コロナウイルスの発生を発表してから1か月もたっていませんでしたが、こうした施策がオードリー・タンを中心として行われ、注目されました。

そんなオードリー・タンが今年の3月に日本のテレビ番組に出演しました。
その番組内で、

世の中で『よい』とされているが、実はそうでもないものは?

と問われ

睡眠時間を削って働くことです。
私なら、残業する代わりに睡眠をとります。9~10時間は寝ます。

と答えました。

またスポーツにおいて「心・技・体」が大切と言われます。
スポーツをしている人はトレーニングと同じくらい体調管理に気を遣っていると思います。
食事に気を遣ったり、休息に気を遣ったり…

ところが、仕事や勉強になると「心・技・体」のうち心と体が非常に疎かにされているように感じます。
例えば、勉強で単語50個覚えるときに、しっかり睡眠がとれていて集中していれば20分で覚えられるのに対し、寝不足だとなかなか頭に入らず1時間かかるとします。
こうなると効率が3倍違ってきて、睡眠を充分とっている人が2時間で終わるものが、寝不足の人は6時間かかることになります。
こうして睡眠を充分にとっている人は残った4時間分の時間でまた睡眠時間を確保したり気晴らしができたり、多めに勉強できたりします。

また寝不足は心にも影響してきます。
寝不足ゆえに普段気にならないことにイライラしたり…

睡眠不足が慢性化して、それが普通と感じている人もいるかもしれません。
そういう人も一度、睡眠時間を毎日最低7時間確保して生活してみると、自分が思っているよりもパフォーマンスを発揮できるかもしれません。

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