直感と反するから理科は面白い

個別指導の学習空間、竜王・石和教室の西田です。

最近、私の家が理科の実験室みたいにものが揃ってきているのはなぜでしょう。

そんなことより・・・
皆さんはモンティホール問題というものを聞いたことがあるでしょうか。
ここでは、説明を省きますので調べてみてください。たくさん出てきます。
直感に反する面白い数学の問題です。

今回はこの人間の直感を欺く理科のお話です。

Q.皆さんは上空に行くほど熱くなりますか?寒くなりますか?

実際、正解を出すのは簡単でしょう。山をみれば一目瞭然ですから。登れば体感することもできますし・・・

A.寒くなる

では、さらなる質問に行きましょう。

Q.太陽が近くなるのにどうして寒くなるの?

小学生が質問してもいいこの質問。どのように答えるでしょうか。

A.解答には二つあります。
1.気圧が下がるから。気圧が下がり大気が膨張すると温度は下がります。
2.太陽光の熱は地表を温めているから。太陽光は地面を温めることにより私たちの体感する温度にまで上げられています。

まぁ昔は空飛んで熱くなって?が溶けた・・・みたいな神話があったような・・・(ギリシャ神話:イカロス)

神話はの面白いところもいっぱいありますが、今回は置いといて・・・
さて、「こんなの当たり前」「知っている」という方にさらなる質問をぶつけましょう。

Q.海はなぜ海底の方向に行くと冷たくなるの?

そうです。水圧が上がるので温度は高くならないとおかしいのです。
太陽光は届かないので1つの解答としては正しいと思いますが・・・

では、圧力についてどう説明しますか?

A.対流するから。暖かいものは上へ、冷たいものは下に行こうとします。

実は今日、クーラーが少し強かったのか
「足元が寒いです。」
なんて言われてしまいまして・・・。

その言葉忘れるなよ!!!

まぁクーラーの温度すぐに上げましたが・・・足元が冷たくなるのは仕方ない面も・・・

しかし、ここでさらに疑問
Q.大気は対流しないの?
即答
A.する。

台風がいい例です。上昇気流というものが大気の対流です。

ここで、ラストクエッション!!!
Q.大気は上が寒い。海は下が冷たい。あれ?なんで?
この質問の意図つかめましたか?今までがうまく整理できるとつかめます。
今までの話で空気と水の動きに全くの違いがない!
と思ったあなた。
そんなことはありません。一つだけ大きな違いがあります。

A.太陽光が表面を温めるから。
地上:下が温められて上昇気流が発生。
   上は膨張より空気が冷やされる。
海:上は太陽光により温められる。
  下は冷えたまま。(対流は発生しないが、たとえ下が温められようと対流で上へ)

ちなみに・・・
海の温度は海流というものによって大きく違います。
これにより塩分濃度も変わってきます。これはまた別のお話・・・

興味のあるものは自分で調べてみましょう。
私は自分で実験したくて・・・

できた物質が法律に引っかかんないか・・・心配になってよく調べます。
法律も知らなきゃと思ったので、毒物劇物取扱の資格でも取りにいこっかなー
過去問やったら、意外にできたし・・・。←いままで試験勉強して合格を確信すると試験受けなくなるのが私です。

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