平安時代の美容観から学ぶおしゃれ ~服装・髪型編~

個別指導塾の学習空間、千葉北総エリア西白井教室・鎌ヶ谷教室担当の大野です!

前回に引き続き、平安時代の文化に触れていきましょう!
今回は、服装・髪型(ファッション)編です。

前回の記事でも書きましたが、
平安時代の女性の成人は、十二~十四歳ころが普通で、
結婚が出来る年齢になったことを表しました。
女性の成人式は
「裳着(もぎ)」または「髪上げ(かみあげ)」
といいます。
これは、大人の着物である「裳(も)」を着て、
子どもの髪型を大人の髪型に結い上げることからつけられた名前です。
「裳(も)」というのは、肩ではなく腰につけるマントみたいものでした。

【①服装】
貴族女性の正装(しっかりめの服装)は、
女房装束(にょうぼうしょうぞく)といい、
これは近世以降、十二単(じゅうにひとえ)
と呼ばれるものを着ていました。
必ずしも十二枚だったわけではなく、
季節や参加する儀式に合わせて枚数を調整していたそうです。

正装と普段着の違いを簡単にまとめると↓の感じです。
単(ひとえ)+袿(うちき)=普段着
単+袿+唐衣(からぎぬ)+裳(も)=正装

このように何枚かの着物を重ねて着ていましたが、
その色の組み合わせで、
季節感やその人のセンスを示そうとしたようです。
特に、袖口や裾は色の組み合わせを見せるポイントとなりました。

まあ、まとめてしまえば重ね着をして、
自分を表現していたって感じですかね!

☆現代へ参考にするなら?
色の組み合わせ、また違う材質の重ね着あたりでしょうか。
違う役割だったものを
組み合わせてしまったもの
もありますね。(コーディガンなど)
以下のファッション用語辞典が、未知の組み合わせの種の参考になれば!
ファッション用語辞典はこちら

【②髪型】
平安時代の美人像には、
・髪の毛の生え際や、
 額から左右に分けて頬と肩に垂らした髪の様子が美しい
・肩から後ろに垂らした髪の毛が長く、つややか

といったものがありました。

髪型についても、メイク同様
画一的なものが基本
となっていたため、
現代の参考になるかはわかりません!!

生え際の繊細さや、
つやがある部分に美しさを覚える観点は
現在にも通ずる部分はある
と思いますが、
髪の長さや形は、
型にはまらない現代の方が参考になることが多いと思います。

芸術分野に馳せる高校生たちが、
部活動の大会などに魅せる髪型
なんかが個人的には参考になると思います!

平安時代には、現代とは少し違った美の基準がありました。
高校生、大学生、社会人となっても
少しでも現代にも通ずる部分
見出してくれたらなと思います。

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