個別指導塾の学習空間、静岡東部エリアのモチヅキです!
「暑かったり寒かったりと寒暖の差が激しいので体調にはお気をつけください!」と云っているそばから喉が痛くなってしまいました。
こんにちは!こんばんは!おはようございます!
ところで皆さん、「スーパーシード」ってご存知ですか?
チアシードやヘンプシードの類の健康食品のほうではないですよ。
とりあえず、下のトーナメント表をご覧ください。
何か様子が変じゃないですか?
そう、左端の青森山田高校がいきなり準決勝からのご登場となっています。
もっと凄いのがあります。
一番上の国見高校に注目して下さい。
多いチームは7回勝利しなければ優勝できませんが、国見高校はなんと決勝からのご登場です!
これらは高校サッカーの県予選でのスーパーシードですが、他の競技や各カテゴリーにも存在するようです。
ちなみに高校サッカー県予選でのスーパーシードの要件は、「当該チームから日本代表の選手が複数選出されている場合」とのことです。
「日本代表の主力がいなくて戦わなくてはいけないのは不公平ではないか。」ということでしょうか。
いやいや、このトーナメント表を作っておいて“不公平”とか言うのはこの口かっ!!!
とツッコミどころ満載の根拠ですが、確かに、この制度がなければ、プロのクラブチーム同様、高校側も選手を日本代表に送り込まなくなってしまうという懸念もありますね。
いずれにせよ、この制度、賛否両論あると思います。
反対派は、高校生活の集大成の大会なのだから、せめて同条件で公平に戦わせるべきではないか。そもそもジャイアントキリングを否定しているし、強いチームが体力の消耗もなく、けが人もなく万全の状態で決勝戦を戦えばグーンと勝率が上がるのではないか。
という主張をしています。
うーん、確かに一理あります。
擁護派は、スーパーシードとその他のチームとの力が圧倒的に違うため、トーナメントの早い段階で強豪校と対戦するチームはほぼ全国大会への夢がなくなってしまう。県予選で全ての高校に優勝の夢を与えるためにはスーパーシード校をトーナメントから外して決勝から登場させるという苦肉の策をとらざるを得ない。と主張しています。
実際、スーパーシード制度がなかった時代、青森山田の県予選では、35対0や29対0の試合が多くあったそうです。確かに実力差なので仕方ありませんが、負けたチームの選手はサッカーが嫌いになってしまいそうですよね。
かく云うワタクシも大学時代、KO大学に12対1で敗れ、失意のもと小学生時代から続けてきたサッカー界から、ヨハン・クライフやジネジーヌ・ジダンに少しも惜しまれることもなく、また世界のサッカーファンの全くあずかり知らぬところで密かに身を引いたのでした。
「そうは云っても、さすがに決勝からご登場はやり過ぎでしょ!」
と思っていたところ、、、、、
先日教え子のサッカーチームの県大会の決勝がありまして、、、、。
「どんな感じで勝ち進んでいったのかな?」
と調べておりましたら
あらま、なんと決勝からのご登場となっておりました。
そして決勝戦の結果は、
4対0でJFAアカデミーの優勝が決まりました。
しかも得点差よりもさらに実力差はあったと思います。
JFAアカデミーの選手のほとんどは日本代表の経験があり、
全国大会でも3年連続決勝進出、、、。
もちろん、過去の実績だけで公平さを欠いてはいけませんが、
このチームが大会で見られないことは全国大会にとっても女子サッカー界にとってもそして何よりワタクシにとっても(笑)あまりにも不利益で不都合な気がします。
ということで、スーパーシードに関して、
ワタクシの考えは、
「あってもいいじゃん!」
となりました。
おあとがよろしうようで、、、、、。
付録
もはやトーナメントではないですが、、、、、