暗記が苦手な人が知らない“脳のルール”

個別指導塾の学習空間、札幌第一エリア新琴似・北41条東教室の佐藤です!

皆さん、暗記は得意ですか?苦手な方もきっと多いと思います。
実は、“覚えられる人”と“すぐ忘れる人”との差は脳の使い方にあったのです!
本日は人間の記憶の仕方を、脳の仕組みを踏まえてご紹介したいと思います。また、効率の良い暗記の仕方も伝授しますので、ぜひ最後まで読んでいってください!

まず、「記憶」というのは脳の中で1か所が担当しているわけではなく、いくつかの領域が連携して成立しています。特に重要なのが 海馬体(Hippocampus) と 大脳皮質 です。

人間の記憶は、海馬体が入り口になっています。

例えば:

・今日見た出来事
・さっき覚えた英単語
・新しい場所の情報

こうした情報はまず海馬体に入ります。そしてその後、重要かどうかの選別も海馬体で行います。

・重要 → 長期記憶へ送る
・重要でない → 消去

海馬体の役割とは「記憶の“入り口”と“整理係”」です。

次に、整理した記憶は大脳皮質へと送られ、定着することで知識や経験の長期保存を行います。

例えば:

・人の名前
・言葉の意味
・生活の知恵
・技能(自転車の乗り方など)

イメージ的には、

海馬体=一時メモ帳
大脳皮質=本棚

のような感じでしょうか。

以上を踏まえて、人が忘れる理由は

・海馬体で選ばれなかった
・皮質に定着しなかった

の2点だという事になります。

少し紹介が長くなりました。脳の仕組みと記憶について理解を深めていただいたところで、効果的な暗記方法をご説明いたします!

まず、暗記が得意な人は「回数の使い方」が違います。

ポイントは以下の通りです:

・一気にやらない
・間をあけて繰り返す
・思い出す作業をする

どうしても頑張って覚えようとするほど、何十回と繰り返し書いたりなどに力を入れてしまいがちですが、それでは、いつの間にかその情報に脳が飽きてしまい、ただの指を動かす運動になってしまいます。

大事なのは、覚えたものを思い出そうとすることです!
思い出そうとする情報は脳が重要な情報だと判断してくれるからです。

また、海馬体の情報の整理や選別は、特に寝ている間に活発だという事も分かっています。

よく私が生徒さん達にオススメするのが、

・夜寝る前に覚えたいものを5分間見て覚える
・朝起きた後に昨夜覚えたものを再び5分間見て覚える
・覚えた単語をテストする

この暗記法は実際に私が受験生だった時から行っていて、短時間で行うことができる上に、高い効果を実感していました。
是非皆さんもやってみてください!

以上、人間の脳の仕組みと記憶の仕方の関係と、効果的な暗記の仕方をご紹介いたしました。

きっと、明日からの皆さんの記憶にいい効果が表れることを願っております。

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