【理科】見た目にだまされるな!テストで間違えやすい「動物の分類」まぎらわしいシリーズ
動物園や水族館でよく見る、
あの生き物たち。
実は、
見た目や生活してる場所だけで「何類か」を判断すると、理科のテストで大失敗するかも。
「空を飛んでいるから鳥類でしょ?」
「海を泳いでいるから魚類でしょ?」
…生物の世界は、そんなに単純ではないんです。
今回は、理科の「動物の分類」で、みんながつまずく【まぎらわしい生き物たち】をご紹介!
1.空を飛ぶけど鳥じゃない!?
「コウモリ」
夜空をパタパタと飛ぶコウモリ。
翼があるし、どう見ても鳥類…と思いきや、
実は「哺乳類(ほにゅうるい)」。
コウモリは唯一の〇〇!
実はコウモリ、
現在地球上にいる哺乳類の中で「自力で空を飛べる唯一の哺乳類」です。
(ムササビやモモンガは「滑空」しているだけで、羽ばたいて飛んでいるわけではありません)
鳥類との決定的な違いは
「子どもへの栄養の与え方」です。
鳥類は「卵」を産みますが、
コウモリは人間や犬と同じように、お腹の中で子どもを育てて生み(胎生)、母乳を飲ませて育てます。だから哺乳類。
2.海をスイスイ泳ぐけど…
「イルカ」と「シャチ」
水族館の人気者、イルカやシャチ。
そして海の巨大生物、クジラ。
魚のように海をスイスイ泳いでいますが、
彼らも魚類ではありません。
「哺乳類」です。
- 呼吸の仕方:
魚類はエラ呼吸ですが、イルカやシャチは「肺呼吸」。だから時々水面から顔を出し、
息継ぎをします。 - 生まれ方:
卵ではなく、赤ちゃんを出産し(胎生)、母乳で育てます。
海で暮らしているのに、
体のつくりは人間と同じ哺乳類。
3.鳥なのに空を飛ばない!?
「ペンギン」
逆に、
海を泳ぎ回り、魚やアザラシの仲間のように見えますが、ペンギンは立派な「鳥類」です。
空を飛ぶことはやめてしまいましたが、
体は「羽毛」で覆われており、陸上で「卵」を産んで温めて育てます。
あの可愛らしいフリッパー(翼)は、
空を飛ぶためではなく、海の中を飛ぶように泳ぐために進化した結果。
だから、陸上は苦手。
ヨチヨチ歩きになってしまいます。
さらに、
ペンギンは北極にはいないので注意。
南極にいます。
逆に、
「ホッキョクグマ」は北極にしかいません。
4.じゃあ、海のギャング「サメ」はどっち!?
イルカが哺乳類なら、
同じような形の「サメ」も哺乳類…?
と引っかかりそうになりますが、
サメは正真正銘の「魚類」です。
サメはエラ呼吸をし、
骨格が軟骨(柔らかい骨)でできている軟骨魚類というグループ。
見た目が似ていても、
イルカ(哺乳類)とサメ(魚類)は、
まったく別の進化を遂げた生き物。
なぜこんなにややこしい?
〜面白すぎる進化の歴史〜
コウモリが空を飛び、
イルカが海にいる。
分類がこんなにまぎらわしくなってしまった理由は、「生物の壮大な進化の歴史」にあります。
もともと、
地球の生命は「海」で誕生しました。
そこから魚類の一部が陸に上がり、
両生類 → は虫類 → 哺乳類・鳥類へと進化。
陸上生活に適応していきました。
しかし、
ここで面白いことが起こります。
陸上で哺乳類として進化した生き物の中で、「やっぱり海の方がエサがいっぱいあって暮らしやすいわ!」と、再び海に戻っていく者たちが現れたのです。
それが、イルカやクジラの祖先です。
一度陸上で手に入れた「肺呼吸」や「胎生」という哺乳類の特徴を持ったまま海に戻った。
だから、
見た目は魚なのに中身は哺乳類という、
まぎらわしい生き物になりました。
ペンギンも同じです。
「空を飛ぶより、海に潜って魚を捕まえる方が得意!」と、鳥類の体のまま、海での生活に特化していきました。
分類の罠に引っかからないためのポイント!
生き物の分類は「見た目」や「住んでいる場所」ではなく、
【呼吸のしかた(肺かエラか)】と【増えかた(胎生か卵生か)】
この2つの根本的な体の仕組みに注目すると、
見破ることができます!
いかがでしたか?
理科の分類は、ただの暗記ではなく
「どうしてそうなったのか?」という進化のドラマを知ると、一気に面白くなりますよ!
ぜひ、テストでも間違えないように覚えておきましょう!
posted by本橋
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