静岡県立伊豆総合高校の
偏差値・内申点・入試対策
完全解説
県内唯一の総合学科&工業科の併設校。学科・系列ごとの特徴や、合格ボーダーライン・学調目標点を徹底検証した実戦ガイド。
📝 内申点 26〜28
🔄 総合学科⇔工業科へのスライド合格が可能
🏫 修善寺工業と大仁が融合したハイブリッド校
伊豆総合高校の基本情報と学科の特徴
静岡県立伊豆総合高等学校は、伊豆市牧之郷(修善寺地区)に校舎を構える公立高校です。地元では「伊豆総合(いずそう)」や「伊総(いそう)」の愛称で広く親しまれています。
旧修善寺工業高校と旧大仁高校の統合により2010年に開校した、**静岡県内で唯一「総合学科」と「工業科」が同じ敷地内で併設されている高校**です。お互いの学科の枠を超えた学科横断授業なども行われており、生徒一人ひとりの個性を大切にしながら、地域の産業や文化、歴史を支える人材を育成しています。
- 総合学科(単位制):80種類以上の豊富な選択科目が最大の特徴。1年次に「産業社会と人間」などの授業で自己探究を行い、2年次から「文化国際」「情報理数」「健康福祉」「ビジネス教養」の4つの系列に分かれて、進学から就職まで個別の進路に合わせて時間割をカスタマイズします。
- 工業科(学年制):ものづくりを通じて専門技能を少人数で深く学びます。進級時に、加工や設計を学ぶ「機械工学類型」、電気や通信インフラを学ぶ「電気電子類型」、建築やデザイン・空間設計を学ぶ「建築デザイン類型」の3つの専門領域を展開し、国家資格取得を目指します。
【学科別】偏差値・内申点・合格ラインの目安
伊豆総合高校は総合学科と工業科でそれぞれ独立して募集を行います。内申点がボーダーラインに達していれば、入試当日のテストで基礎・標準問題をしっかりと解答することによって高い確率で合格を掴めます。
| 学科 | 判定 | 内申点目安 (9教科) | 当日点目安 (250点満点) | 状況と合格戦略 |
|---|---|---|---|---|
| 総合学科 | 安全圏 | 30〜32以上 | 125点以上 | 内申点でしっかりとリード。当日のテストで大きな失点をしなければ安心なゾーン。 |
| 合格可能圏 | 27〜29 | 110〜118点 | ボーダー 最も受験者が密集する層。年度によって定員割れ〜高倍率まで変動しやすいため、平均点の死守が大切。 | |
| 工業科 | 安全圏 | 29〜31以上 | 120点以上 | 内申に余裕がある層。実習やものづくりへの意欲を面接でしっかりアピールできればさらに有利。 |
| 合格可能圏 | 26〜28 | 105〜115点 | ボーダー 工業科のボリューム層。数学や理科の計算など、落とせない基礎問題を確実に得点する訓練が鍵。 |
伊豆総合高校の入試では、「第1志望:工業科、第2志望:総合学科」またはその逆のように、学科間での第2志望申請が認められています。第1志望の学科が例年高倍率になって枠から漏れてしまった場合でも、もう一方の学科に空きがあり合格ラインを満たしていれば、学校を落とすことなくスライド合格が可能です。必ず第2志望まで記入しておくことを強くおすすめします。
【学科別】学調(県学調)の目標点数
中学3年生の9月と11月に実施される静岡県学力診断調査(県学調)は、志望校への出願GOサインが出るかの最大のバロメーターです。
| 学科 | 合格可能圏(最低ボーダー) | 安全圏(目標ライン) |
|---|---|---|
| 総合学科 | 110〜115点 | 125点以上 |
| 工業科 | 100〜105点 | 120点以上 |
- 総合学科は115点以上、工業科は105点以上を11月の第2回学調でクリアできているかどうかが、三者面談を安心して迎えるための目安になります。
- 合計点が90点前後のボーダーライン上にいる生徒は、応用問題よりも、点数が固定されている「数学の大問1〜2」「理社の一問一答・用語暗記」を徹底して復習するだけで、短期間でも15点前後のアップが確実に狙えます。
入試制度のしくみ(裁量枠と共通枠)
伊豆総合高校の選抜は、「学校裁量枠」と「共通枠(3段階選抜)」の2つに分かれて判定が行われます。
- 自転車競技(伊豆地区ならではの強豪)、レスリング、野球、郷土芸能(シャギリなど)をはじめとした伝統活動を中心に、中学校時代に優れた成績や熱心な実績を収めた生徒を対象とした裁量枠が設定されています。
- 当日は実技検査や独自の面接が行われることが多く、高校でもその強みを活かして活動したい生徒に非常に有利な仕組みです。
全受験者を内申点の高い順に並べ、定員内の上位層を抽出します(総合学科:27以上、工業科:26以上が目安)。その集団の中から「当日の入試テストの点数が高い順」に合格を出します。内申基準を満たすことが何よりの近道です。
第1段階で合格にならなかった受験生の中から、中学校時代の学級・生徒会活動、委員会、部活動の成績、皆勤、面接での意欲的な態度が特に優秀な生徒を選抜します。
テスト点数、内申点、面接、調査書をすべてフラットに審査し、残りの合格者を決定します。
教科別入試対策のポイント
伊豆総合高合格(110〜120点以上)を確実にするには、誰もが解ける基本問題を確実に正解し、1点もケアレスミスをしないことが最も重要です。
- 大問1の計算問題・方程式、大問2の小問集合(計20点分)は確実に満点を取るため過去問を繰り返し、見直しを徹底する。
- 確率、関数問題の(1)など、毎年形が決まっている標準的な基本問題を確実に得点源にする。
- 難度の高い図形の証明は白紙にせず、分かっている条件を少しでも記述して「部分点」を狙う。
- 生物・地学分野(植物のつくり、火山の特徴、天体の動きなど)の用語暗記を徹底し、ここで確実に加点する。
- 物理・化学の計算分野(電流、イオン、質量比など)は、公式の基本的な使い方のパターンを過去問ベースで解き直す。
- 実験器具の正しい操作手順や、実験結果の理由を答える典型的な記述問題の対策。
- リスニング問題は大きな得点源。教科書の音声や過去問CDを用いて耳を慣らしておく。
- 長文読解は時間を意識し、設問を先に読んでから答えに該当する記述を本文中から探す。
- 英作文は難しい文法に挑戦せず、中1〜中2レベルのシンプルな構成で書いて減点を徹底して防ぐ。
- 漢字の読み書き、主語・述語の関係などの知識問題でミスを無くし得点を底上げする。
- 作文は指定された条件や文字数のルールを厳守し、塾や学校の先生に添削してもらって減点を防ぐ。
- 記述問題は、問いに合わせた結びの言葉(〜のこと、〜だからなど)を必ず徹底する。
- 地理の日本地理・世界地理の基本地図、歴史の各時代の流れと代表的な出来事を時代の節目ごとに整理して覚える。
- 公民分野は憲法、三権分立、経済の基礎などを暗記問題を中心に一問一答でマスターする。
- グラフや歴史資料を見て、その背景や理由を簡単な日本語で説明する定番の記述対策。
面接対策のポイント
伊豆総合高校の面接(集団面接)では、ハキハキとした明るい態度に加え、「なぜこの学科・専門分野を学びたいのか」という強い目的意識が問われます。
- 総合学科:「入学後、どの系列でどんな学びを深めたいですか?」
⇒「ビジネス教養系列でパソコンの資格やマーケティングを学び、将来地元の産業に貢献したい」「健康福祉系列で介護の基礎を学びたい」など、パンフレットにある4つの系列名を出して具体的に語る。 - 工業科:「ものづくりや実験に対する意欲、将来の目標は?」
⇒「建築デザイン類型に進み、空間設計やCADの技術を身につけて将来の仕事に活かしたい」「ものづくり実習を通して、電気工事士などの国家資格取得に挑戦したい」など、専門的なやる気をアピールする。 - 共通の質問:「中学校生活で一番努力したこと、思い出は何ですか?」
⇒部活動、委員会、日々の勉強などを具体的に挙げ、そこで得た成長を高校生活でどう活かしていきたいか前向きに答える。
受験スケジュールと重要イベント
伊豆総合高合格に向けて、中3の1年間でどの時期に何をすべきか全体の流れです。
総合学科のプレゼンテーション見学や、工業科の各実習棟で行われる本格的な機械操作・溶接・製図などの体験が行われます。学科のミスマッチを防ぐためのマストイベントです。
夏休みの受験勉強の成果を確認する最初の大きな実力テスト。総合学科は110点以上、工業科は95点以上を最初の目安に。
志望校決定において最も直結する重要な関門。総合学科「115点以上」、工業科「105点以上」をマークできるよう秋の過去問対策を徹底します。
2学期の内申点(総合学科目安27以上、工業科目安26以上)が提示され、これまでのテスト結果とスライド合格の設定を中学校の先生と決定します。
1日目に5教科の筆記記述テスト、2日目に集団面接が行われます。これまでの努力をすべてぶつけましょう。
進路実績・地元企業への抜群の就職率&推薦進学
伊豆総合高校の大きな強みは、旧工業・普通校それぞれの伝統を引き継いだ、多様で堅実な進路決定率にあります。**地元伊豆・東部地区の優良企業への就職率は毎年ほぼ100%**を誇り、学校推薦・特別推薦枠を活かした大学・短大・専門学校への進学実績も非常に豊富なのが特徴です。
| 学科 | 主な合格・就職実績 | 特徴と強み |
|---|---|---|
| 総合学科 | 常葉大学、神奈川大学、関東・中京圏の主要私大、各種看護医療系学校、福祉施設、観光・サービス業など | 3年間の課題解決型学習(PBL)の実績を武器に、総合型選抜や学校推薦型選抜で私大・専門学校へ有利に進学する生徒が多数。地元観光業への就職にも強いです。 |
| 工業科 | 地元有力製造業、インフラ関連企業(電力・通信など)、ハウスメーカー、建築施工現場、各種製造業エンジニアなど | 企業からの指定求人数が大変多く、在学中に各種資格(電気工事士や危険物など)を取得していれば、非常に高い求人倍率のもと優良企業へ現役就職が可能です。 |
まとめ:伊豆総合高校合格へのチェックリスト
- 内申点は総合学科「27以上」、工業科「26以上」をマストキープ! 提出物の期限遵守や小テストの対策、前向きな授業態度を徹底し、内申点の第1段階クリアを確実にしましょう。
- 県学調の目標は総合学科「115点以上」、工業科「105点以上」! 苦手科目で大幅な足引っ張りを防ぐため、数学の大問1〜2の計算や理社の一問一答などの基礎を確実に正解できる力をつけること。
- スライド制度(第2志望)を賢く設定! 県内唯一の併設校としての強みを活かし、出願時は第2志望まで記入しておくことで合格のチャンスが2倍に広がります。
一緒に目指しませんか?
「個別指導塾 学習空間」では、一人ひとりの内申点アップに向けた定期テスト対策から、入試当日に得点を最大化するための記述対策・スライド合格を見据えた学科別(総合学科・工業科)の専門対策まで、生徒自らが勉強できる力を育みながら徹底的にサポートします。まずはお気軽にご相談ください。
本記事の情報は公開されている情報や過去のデータをもとに作成しています。入試制度・定員・基準等は年度により変更される場合があります。必ず最新の公式情報をご確認ください。
© 2026 個別指導塾学習空間 All Rights Reserved.




















