静岡県立御殿場高校の
偏差値・内申点・入試対策
完全解説
創造ビジネス科・情報システム科・生活創造科の合格ボーダーライン・学調目標点を徹底検証。各専門学科に合わせた実戦的受験ガイド。
📝 内申点 26〜29
🔄 学科間での「第2志望スライド選抜」あり
🏫 創立120年を超える、地域に根差した伝統校
御殿場高校の基本情報と学科の特徴
静岡県立御殿場高等学校は、御殿場市御殿場に校舎を構える、明治時代創立の非常に深い歴史を持つ公立の専門高校です。地元では「御高(ごこう)」の愛称で広く親しまれています。
社会の第一線で活躍するための「確かな実践力と資格」を養えるカリキュラムが整っており、最先端のビジネスを学ぶ「創造ビジネス科」、IT技術やプログラミングを磨く「情報システム科」、調理や服飾、保育を深く探究する「生活創造科」の3つの学科が、生徒たちの確かな未来を切り拓いています。
- 創造ビジネス科:マーケティングや実務会計、販売戦略、経済の仕組みを学びます。簿記検定や電卓検定など、事務職や企業経営に直結する強力な資格取得に強みがあります。
- 情報システム科:プログラミング、ネットワーク構築、Webデザイン、マルチメディア表現を学習。国家資格を含む情報処理検定の上位取得を目指し、IT社会の担い手を育成します。
- 生活創造科:フード(調理・栄養・製菓)、ファッション(服飾デザイン・被服製作)、ヒューマン(保育・家庭生活)の3領域を展開。実践的なライフスキルを深め、生活のプロを目指します。
【学科別】偏差値・内申点・合格ラインの目安
御高の入試では、内申点の確保が第1段階選抜を突破するための最優先課題です。学科ごとに僅かにボーダーラインが変動するため、自分の行きたい学科の基準を把握しておきましょう。
| 学科 | 判定 | 内申点目安 (9教科) | 当日点目安 (250点満点) | 状況と合格戦略 |
|---|---|---|---|---|
| 創造ビジネス科 情報システム科 |
安全圏 | 30〜32以上 | 125点以上 | 内申点でリードを確保。当日の入試テストでケアレスミスをしなければ極めて安心なゾーン。 |
| 合格可能圏 | 27〜29 | 110〜118点 | ボーダー 最も受験生が集まる層。倍率の影響を受けやすいため、基礎問題の反復が不可欠。 | |
| 生活創造科 | 安全圏 | 29〜31以上 | 120点以上 | 内申が基準を超えており実習への意欲も高ければ有利。当日テストで平均点近くを死守。 |
| 合格可能圏 | 26〜28 | 105〜112点 | ボーダー 生活創造科のボリューム層。定員数が他学科より少ない場合があるため全体の倍率に注意。 |
御殿場高校の入試では、出願時に同じ学校内の他の学科を「第2志望」として申請することが可能です。(例:第1志望を「情報システム科」、第2志望を「創造ビジネス科」とするなど)。第1志望の学科が想定外の高倍率になって枠から漏れてしまった場合でも、第2志望の学科の合格基準を満たしていればスライド合格が可能です。チャンスを広げるためにも必ず併記しましょう。
【学科別】学調(県学調)の目標点数
中学3年生の9月と11月に実施される静岡県学力診断調査(県学調)は、志望校決定において最も重視されるデータです。
| 学科 | 合格可能圏(最低ボーダー) | 安全圏(目標ライン) |
|---|---|---|
| 創造ビジネス科/情報システム科 | 110点前後 | 125点以上 |
| 生活創造科 | 100〜105点 | 120点以上 |
- 創造ビジネス・情報システムは110点以上、生活創造は105点以上を11月の第2回学調でマークできているかどうかが、中学校の進路指導でGOサインが出る1つの大きな目安になります。
- 合計点が90点前後の場合は、各教科の大問1(計算や基本知識、理社の一問一答)を集中的に復習し、確実に得点できるようにするだけで、短期間でも15点前後の得点アップが十分に可能です。
入試制度のしくみ(裁量枠と共通枠)
御殿場高校の選抜は、「学校裁量枠」と「共通枠(3段階選抜)」の2つに分かれて判定が行われます。
- 野球や陸上競技、サッカー、バスケットボールなど特定の部活動において、中学校時代の優れた実績や技術力を評価する裁量枠が設定されています。
- 実技検査等が実施されることが多く、高校でも大好きなスポーツを継続し、学校に大きく貢献したい受験生に有利なシステムです。
全受験者を内申点の高い順に並べ、定員内の上位層を抽出します(目安内申26〜27以上)。その抽出された集団の中から「当日の入試テストの点数が高い順」に合格を出します。内申基準を満たすことが合格への大前提となります。
第1段階で合格にならなかった受験生の中から、中学校時代の委員会活動、ボランティア実績、部活動の態度、皆勤、面接での受け答えが特に優秀な生徒を選抜します。
テスト点数、内申点、面接、調査書をすべてフラットに審査し、残りの合格者を決定します。
教科別入試対策のポイント
御高合格(110〜120点以上)を確実にするためには、誰もが解ける基本問題を確実に正解し、1点もケアレスミスをしないことがもっとも重要です。
- 大問1の計算問題・方程式、大問2の小問集合(計20点分)は確実に満点を取るため過去問を繰り返し、見直しを徹底する。
- 確率、関数問題の(1)など、毎年形が決まっている標準的な基本問題を確実に得点源にする。
- 難度の高い図形の証明は白紙にせず、分かっている条件を少しでも記述して「部分点」を狙う。
- 生物・地学分野(植物のつくり、火山の特徴、天体の動きなど)の用語暗記を徹底し、ここで確実に加点する。
- 物理・化学の計算分野は、公式の基本的な使い方のパターンを過去問ベースで解き直す。
- 実験器具の正しい操作手順や、実験結果の理由を答える典型的な記述問題の対策。
- リスニング問題は大きな得点源。教科書の音声や過去問CDを用いて耳を慣らしておく。
- 長文読解は時間を意識し、設問を先に読んでから答えに該当する記述を本文中から探す。
- 英作文は難しい文法に挑戦せず、中1〜中2レベルのシンプルな構成で書いて減点を徹底して防ぐ。
- 漢字の読み書き、主語・述語の関係などの知識問題でミスを無くし得点を底上げする。
- 作文は指定された条件や文字数のルールを厳守し、塾や学校の先生に添削してもらって減点を防ぐ。
- 記述問題は、問いに合わせた結びの言葉(〜のこと、〜だからなど)を必ず徹底する。
- 地理の基本地図、歴史の各時代の流れと代表的な出来事を時代の節目ごとに整理して覚える。
- 公民分野は憲法、三権分立、経済の基礎などを暗記問題を中心に一問一答でマスターする。
- グラフや歴史資料を見て、その背景や理由を簡単な日本語で説明する定番の記述対策。
面接対策のポイント
御殿場高校の面接(集団面接)では、専門高校らしく**「なぜこの学科を学びたいのか」「将来どんな分野で活躍したいか」**という強い意欲が重視されます。
- 創造ビジネス科:「入学してどのような資格を取得したいですか?」
⇒「日商簿記検定の取得に挑戦し、企業の経済活動を実践的に学びたい」「電卓検定の上位級を取得したい」など、取得したい具体的な資格名を交えて意欲を伝える。 - 情報システム科:「興味のあるITやプログラミングの分野はありますか?」
⇒「将来Webデザインやシステム構築に関わりたいため、情報システム科で検定取得に励みたい」「国家資格の取得を目指して高いレベルで勉強したい」など、専門的なやる気をアピールする。 - 生活創造科:「将来の夢や、取り組みたい実習は何ですか?」
⇒「フード領域で調理や製菓の技術を極め、将来食に関わる仕事がしたい」「ヒューマン領域で保育を学び、将来幼稚園教諭を目指したい」など、パンフレットにある領域名を出して具体的に語る。
受験スケジュールと重要イベント
御高合格に向けて、中3の1年間でどの時期に何をすべきか全体の流れです。
創造ビジネス科の電卓実務や、情報システム科のパソコンを使った演習、生活創造科の調理・保育体験などが行われます。ミスマッチを防ぐためのマストイベントです。
夏休みの受験勉強の成果を確認する最初の大きな実力テスト。ビジネス・情報システムは110点以上、生活創造は95点以上を最初の目安に。
志望校決定において最も直結する重要な関門。ビジネス・情報「110〜115点以上」、生活創造「100〜105点以上」をマークできるよう秋の過去問対策を徹底します。
2学期の内申点(ビジネス・情報目安27以上、生活創造目安26以上)が提示され、学調結果と第2志望の出願設定を中学校の先生と決定します。
1日目に5教科の筆記記述テスト、2日目に集団面接が行われます。ハキハキとした大きな声で堂々と臨みましょう。
進路実績・地元企業への抜群の就職率&推薦進学
御殿場高校の最大の強みは、120年以上の歴史に裏打ちされた、各産業界からの絶大な求人信頼にあります。地元御殿場・東部地区の優良企業への就職率は毎年ほぼ100%を誇り、商業・専門推薦枠を活かした大学・短大・専門学校への進学実績も非常に豊富なのが特徴です。
| 進路区分 | 主な合格・就職実績 | 特徴と強み |
|---|---|---|
| 地元有力企業・インフラへの就職 | 地元金融機関(沼津信用金庫など)、大手自動車関連企業、有力製造業事務・総合職、観光・ホテル・サービス業、調理・アパレル関連など | 在学中に取得した高レベルな専門資格(簿記、情報処理、ライフスタイル検定など)が高く評価され、毎年安定した高い求人倍率のもとで優良企業へ現役就職が可能です。 |
| 4年制大学・短大進学 | 常葉大学、神奈川大学、経済・経営・商学部系・情報系大学、生活科学・子ども教育系大学など | 「商業高校推薦枠・専門高校推薦(指定校・学校推薦選抜)」を利用し、一般の普通科高校よりも有利に4年制大学へ現役進学する道が数多く整っています。 |
| 公務員・各種専門学校 | 御殿場市役所、小山町役場、裾野市役所、各種看護医療、IT、調理・製菓、保育系専門学校など | 各学科で培った専門知識を活かして地元自治体の高卒公務員になる生徒や、生活創造科から看護・調理・保育の専門学校へ進む生徒も多数います。 |
まとめ:御殿場高校合格へのチェックリスト
- 内申点はビジネス・情報「27以上」、生活創造「26以上」をマストキープ! 提出物の期限遵守や小テストの対策、前向きな授業態度を徹底し、内申点の第1段階クリアを確実にしましょう。
- 県学調の目標はビジネス・情報「110点以上」、生活創造「100点以上」! 苦手科目で大幅な足引っ張りを防ぐため、数学の大問1〜2の計算や理社の一問一答などの基礎を確実に正解できる力をつけること。
- 第2志望スライド制度を賢く設定! 各学科ともに非常に専門性の高い魅力的なカリキュラムが整っています。出願時は第2志望まで記入しておくことで合格のチャンスが2倍に広がります。
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