【神々のイタズラ?】昔の人たちは自然災害をどう捉えていた?

✅ 本記事の内容

  • 地震=ナマズ?
    日本独自のユニークな発想
  • 雷と台風。
    神様たちの機嫌とネーミングセンス
  • 世界はもっとスゴかった。
    海外の自然現象の捉え方


現代の私たちでも、
自然災害は怖いですね。

ただ、
雷は「しくみ」を一応知ってるから、
あの「理不尽な爆音」にも
何とか耐えられる。

地震も、なぜ「起こるか」。
メカニズムがわかってるから、

なんとか正気を保てる。



では、
「科学」が未発達の時代の人たちは、
どうだったでしょうか。

圧倒的な恐怖だったはず。


そして彼らは、
その恐怖を乗り越えるために「想像力」を使いました。


今回は、
昔の人たちが考えた
「自然災害の原因」を解説の巻。

歴史上の人たちの、
ユーモアと知恵。


1.地震
ナマズの大暴れ(日本)

地震大国、日本。

江戸時代の人たちは、
地面の下に巨大なナマズがいると信じてました。


なぜ、ナマズなのか。
実はこれ、
理にかなっている部分もあります。

  • ナマズは泥の中に住んでいる
    (=地底のイメージ)
  • 微かな振動に敏感で、
    地震の前に暴れることがある


鹿島神宮(茨城県)の神様が、
要石(かなめいし)でナマズの頭を押さえつけている。

神様がちょっと油断した隙に、
ナマズが暴れて地震が起きる。

そうやって、
彼らは「地震のメカニズム」を自分たちなりに体系化しました。




うーむ、
「要石」というと
「スズメの戸締り」を思い出しますな…


2.雷
=神が鳴る(日本)

雷は、
漢字で書くと「雷」ですが
語源は「神鳴り(かみなり)」です。

文字通り、
空の上で神様がドンドンと太鼓を叩いている。

雷神(らいじん)のイメージですね。


💡 おへそを取られる理由

「雷が鳴るとおへそを取られる」
と言いますよね。

あれは、
急な雷雨で気温が下がった時、
子どもがお腹を冷やさないようにするための、先人たちの「教え」です。


3.台風
=野を分ける風(日本)

台風は、
古くは「野分(のわき)」と呼ばれました。

野原の草を強く分けて吹く風、
という意味です。


源氏物語などの文学にも登場します。

災害をただ恐れるのではなく、
自然の力強さを「風流」として捉えようとする日本人の美意識が見えます。


もちろん、
暴風雨をもたらす風神への畏れもありました。

「風邪(かぜ)」という病気も、
元々は「悪い風の神が体に入り込むからだ」
と考えられてました。


4.太陽が食べられる?
(世界の面白・自然現象)

海外のスケールは、
さらに大きいです。

いくつか面白い例を紹介します。


日食
=狼が太陽を丸呑み(北欧神話)

白昼堂々、太陽が欠けていく。

古代人からすれば、
世界の終わりのような絶望です。

北欧神話では、
巨大な狼(スコル)が太陽を追いかけ、
ついに追いついてかじりついた状態が
「日食」だと考えました。

人々は太陽を助けるために、
鍋や盾をガンガン叩いて大きな音を出し、狼を追い払おうとしたそうです。


火山
=女神の激怒(ハワイ)

ハワイのキラウエア火山。

ここには「ペレ」という、
情熱的で嫉妬深い火の女神が住んでいるとされています。

ド派手な噴火は、
ペレがブチ切れている証拠。

ドロドロ流れる溶岩は、
彼女の髪の毛に例えられたりもします。

神話と自然が、
完全に一体化していますね。


まとめ:
無知ではなく、生きるための「物語」

現代の科学から見れば、
ナマズも狼も「非科学的」で笑い話かもしれません。

しかし、
彼らは決して愚かだったわけではありません。

原因がわからない恐怖は、
人を狂わせます。

だからこそ、
「これは神様の仕業だ」
「でっかいナマズのせいだ」
と理由をつけることで、
パニックを防ぎ、心の平穏を保っていた
のです。


自然災害は、いつの時代も理不尽。

それでも
物語を作り、教訓を語り継ぎ、
先人達は生き抜いてきたのですね。



※それができない
かつてのうちの犬は、
雷が鳴ると、ブルブル震えてました。
花火の音もね。

動物はかわいそう。


終わり!



posted by本橋
「学習空間 埼玉西部エリア
(入間扇台教室&桶川西教室)」



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