静岡県の中3生・保護者向け
第1回学調後、何をすればいい?静岡県の中3生が結果を次につなげる5つのポイント
結果に一喜一憂する前に、次の一手を整理しよう。第1回静岡県学力調査の結果を「次の行動」に変えるための完全ガイドです。
点数を見るだけで終わらせず、原因分析から始めましょう。
個別指導塾学習空間、静岡東部エリアの望月です。
第1回学調の結果が返ってくると、「思ったより点数が取れなかった」「この点数で志望校に届くのだろうか」「志望校を下げた方がいいのか」と不安になる中学3年生や保護者の方は少なくありません。点数が取れていても、何を復習すればよいのか分からず、次の勉強に迷うこともあります。
保護者の方も、励ました方がよいのか、厳しく声をかけた方がよいのか悩む時期です。しかし、大切なのは結果を評価して終わることではありません。
第1回学調は、ここからの勉強を考えるための大切な材料です。点数を「できなかった証拠」ではなく、「次に直す場所を教えてくれるデータ」として使いましょう。
POINT 01第1回学調が終わったら最初に見るべきこと
まず確認したいのは、5教科の合計点だけではありません。同じ合計点でも、5教科が安定している場合と、得意教科で苦手教科を補っている場合では、次に優先する勉強が違います。
教科のバランス
得意・苦手の差と、短期間で伸ばしやすい教科を確認します。
問題ごとの正誤
大問や単元ごとに、どこで得点し、どこで失点したかを見ます。
失点した理由
知識・理解・演習・読み違い・時間・ミスに分けます。
点数より先に「なぜ間違えたか」を見る。
これが、第1回学調の結果を次につなげる最初の一歩です。
POINT 02学調の点数だけで志望校を決めない
第1回学調の結果は、志望校を考えるうえで重要な材料の一つです。ただし、1回の点数だけを見て「受かる」「受からない」と決めたり、すぐに志望校を下げたりするのは早すぎます。
静岡県の高校受験について考えるときは、次の要素を総合的に整理する必要があります。
- 第1回学調の結果と、教科ごとの得点状況
- 内申や定期テストの推移
- 現在の学習時間と勉強の進め方
- 苦手教科の内容と今後の伸びしろ
- その高校で学びたいという本人の意欲
学調と内申を合わせて見るときは、第1回学調と内申の見方をご覧ください。
まずは、現在地を知るための参考情報として静岡県東部高校入試合格基準一覧を確認し、学校の先生や塾の先生と一緒に見通しを整理してください。掲載されている基準も、合格を保証する数値ではなく、志望校検討のための目安として扱うことが大切です。
今後の勉強を具体化するには、第2回学調までの5週間勉強計画も参考にしてください。
令和9年度の静岡県公立高校入試について、県教育委員会は選抜資料として調査書・学力検査・面接などを案内しています。したがって、第1回学調の点数だけで最終的な合否が決まるわけではありません。
定期テストとの点差が気になる方は、定期テストと学調で点差が出る5つの原因も確認してみましょう。
POINT 03第1回学調後に必ず行いたい「間違い分析」
解答を見ながら正しい答えを書くだけでは、次も同じ原因で間違える可能性があります。間違えた問題には、必ず原因があります。次の6種類に分けてみましょう。
知識不足
用語・公式・語句などを覚えていなかった。
理解不足
習った内容の意味や考え方を理解できていなかった。
演習不足
説明は分かるが、自分の力で解く練習が足りなかった。
読み違い
条件・単位・問い方など、問題文の一部を見落とした。
時間不足
時間配分が崩れ、解ける問題まで手が回らなかった。
ケアレスミス
計算・符号・記号・転記・解答欄などを間違えた。
知識不足なら覚え直し、理解不足なら教科書や解説に戻り、演習不足なら類題を解きます。読み違いなら条件に線を引く練習、時間不足なら大問ごとの時間配分、ケアレスミスなら自分専用の確認項目が必要です。
原因が違えば、次に行う勉強も違います。「全部もう一度やる」のではなく、原因に合った直し方を選びましょう。
勉強しても結果につながらないと感じたら、点数が伸びない7つの原因も確認してみましょう。
POINT 045教科それぞれ、次に何をする?
5教科は、同じやり方で復習しても効果が上がりにくいものです。まず静岡県公立高校入試・5教科大問別傾向と対策で入試問題の全体像をつかみ、そのうえで第1回学調の失点に合った学習を選びましょう。
POINT 05志望校は「上げる・下げる」より先に情報を集める
第1回学調の結果だけを見て、志望校をすぐに変更する必要はありません。先に、その高校で何を学べるのか、自分に合っているのかを具体的に調べましょう。
- 学校や学科の特色、授業内容
- 卒業後の進学・就職などの進路
- 自宅からの通学時間と交通手段
- 学校行事、部活動、校風
- 自分が3年間通いたいと思えるか
静岡県東部の学校を具体的に知りたい方は、学校別の高校受験ガイドも参考にしてください。
静岡県東部・公立高校受験ガイド 全25校
沼津・三島・伊豆エリア
公立高校だけでなく併願校も含めて検討したい場合は、静岡県東部私立高校合格基準一覧もあわせて確認しておくと、受験校の組み合わせを考えやすくなります。
ACTION PLAN今から第2回学調までにやること
「毎日何時間勉強するか」だけを決めても、勉強する内容が曖昧では結果につながりにくくなります。次の順番で計画を作ってください。
- 01苦手単元を特定する第1回学調の答案を使い、失点が多い単元を教科別に書き出します。
- 02優先順位を決める「重要度が高い」「短期間で改善できる」単元から取り組みます。
- 03基本を復習する教科書・ノート・解説で理解を戻し、覚えるべき内容を整理します。
- 04自力で問題を解く解説を閉じ、類題を使って自分だけで解けるか確認します。
- 05間違い直しをする正答を書くのではなく、間違えた原因と次の対策まで残します。
- 06定期テスト対策と両立する内申にも関わる学校の学習を後回しにせず、週単位で時間を配分します。
- 07毎週、計画を調整するできなかった計画を放置せず、量や順番を現実的に組み替えます。
計画は「立てたか」ではなく「実行できたか」で見直します。第2回学調までの期間を週ごとに区切り、毎週一度、進み具合を確認しましょう。
FOR PARENTS保護者の方へ
結果が予想より低いと、保護者の方も焦ると思います。しかし、点数だけを見て叱ったり、すぐに志望校の変更を迫ったりすると、本人が結果と向き合いにくくなることがあります。
まずは「どこが難しかった?」「次は何を直せそう?」と、原因と次の行動を一緒に整理してください。大人がすべて決めるのではなく、受験生本人が考え、選び、動くことが大切です。
家庭だけで話すと感情的になってしまう場合や、勉強方法が分からない場合は、学校や塾など第三者に相談するのも有効です。客観的な視点を入れることで、現実的な計画を立てやすくなります。
CONSULTATIONこんな場合は早めに相談してください
次の項目に当てはまる場合は、一人で悩み続けず、現在地と優先順位を早めに整理しましょう。
制度に関する参考:静岡県教育委員会「公立高校をめざすあなたへⅠ(令和9年度)」。入試制度・日程等の最新情報は、必ず静岡県教育委員会および各高校の公式発表をご確認ください。




















