入試の自己PRで「ゲームが得意です」はなぜダメなのか


入試には必須の、自己PR。

膨大な練習量をこなして、
極めたあのゲーム…

そのスキルをアピールできたら、
どんなに有利なことか。


と思う子供も多いですよね。



しかし、どんなに
「ゲームがうまい」をアピールしたところで、
評価にはつながらない。

なぜでしょうか。


入試で評価される能力は、
ザックリ言うと以下。

・人とうまくやっていけるか。
・継続できるか。

つまり、
社会性と忍耐力です。



「ゲームを5000時間こなし、
プロレベルになりました!」

まあ…忍耐力はありそうです。

しかし、
ゲームは
・娯楽(消費活動)
・他人が作ったもの

ここがポイントです。


ゲームは「消費活動」であり、
「生産性」はない。

「娯楽も立派な生産活動じゃね?
オンラインでみんな楽しくプレイ。
みんなを幸せにしてるし」

となるかもしれませんが、


ゲームは
「誰かが勝手に作ったもの」。
ルールもすべて。


入試の面接で、

「私は、芸人が考案したツクダンブングンブンゲームで、誰にも負けない実力があります」


評価はプラスにならないですよね。

つまり、
社会性と忍耐力。

将来、
◾️他人と協力して学校生活を送れるか。
◾️努力を継続できるか。

その評価が、
「特定のゲームがうまい」
では判断がつかないのです。


ゲームは、
ルールを他人が作っている。

しかし現実社会や学校生活は、
『自分たちでルールを作ったり解決策を探す場』です。



「いやでも、
スポーツも娯楽なのでは?
なぜ部活の実績は評価されるの?」


これは、
将来の「再現性」が見えるから。
ですね。


◾️部活の実績がある。
◾️スポーツや吹奏楽を努力した。

これは、
・努力できる
・仲間と協力できる
・忍耐力がある
・体力がある

社会に出た時に、
求められるもの。

これが、
「再現できそう。」
と認められるから。ですね。



じゃあ、
「読書」が評価されるのはなぜ?

「ゲームしまくり」は×
「読書しまくり」は⚪︎。

??なぜ?


これは、
「読書」の経験は
将来の「再現性」が見えるから。



・語彙力がある
・知識がある
・読解力がある
・論理的思考能力がある

「本をよく読む」と言っただけで、
以上の能力がアピールできるわけです。


これらは、
社会生活を送る上でも、
勉強の土台の力としても。
非常に大切になる力です。


自己PRで悩んだら、
まず「なにが評価されるのか」。

よく考えてください。


例えば私は、
モンスターハンター(ゲーム)の
「弓」の扱いはプロ級です。


しかし、
そのスキルは社会の役に立ちません。

ゲームは誰かが作った娯楽であり、
消費活動をしてるだけだから。


しかし、
そのプレイ動画を
YouTubeにあげて、
みんなが参考にしたり、楽しんだり。
再生回数がのびる。

もしそうなると、
「みんな(社会)の役に立ってる」

だから、
収益が発生する。

という仕組みですね。


しかし、
そのYouTubeも
「誰かが作った枠組み」
です。

運営側が自由にルールを変更できる時点で、
常に危うさはあるかも知れません。



昔とは、価値観は変わってます。

しかし学校は
「社会性を学ぶ」ことが根本なので、

あくまで
「実生活ベース」でのリアルな
・努力したこと
・人と協働したこと

をPRするのが無難でしょう。


終わります。



posted by本橋
「学習空間 埼玉西部エリア
(入間扇台教室&桶川西教室)」



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