個別指導塾の学習空間、埼大通り教室の岩田です!
本日は学習のことから少し脱線して言葉の印象について話したいと思います。
たとえば、誰かに作ってもらったご飯が味がとても薄い・・相手に「もしかして味うすかった?」と聞かれたとします。
確かに味は薄かった・・しかし作ってもらったことへ感謝の気持ちは伝えたい。
こんな時にどう伝えるのかを例にとってみましょう。
いや、俺は(私は)誰かに作ってもらうのに文句は言いたくない、否定的なことは言わない!!
というような考え方もあると思いますが、その是が非を議論すると話がそれてしまうので伝える前提でいきます。
パターン1: 作ってもらってありがたいし美味しいけど、ちょっと味が薄いかな
パターン2: 確かにちょっと味が薄いけど、美味しく食べられるし作ってくれてありがとうね
この2パターンで考えた時に、どちらのほうが印象が良いでしょうか?
どちらも 味がうすい・美味しい・ありがとう の言葉は入っていますね。
結論で言うと、私が心理学で学んだ限り・そして体験している限りパターン2の方が印象は良いです。
1の方では肯定の内容が先で否定の内容で締めています。2の方は否定的な内容が先で、最後は肯定的な内容になっています。
どうやら否定と肯定が入る場合、肯定的な内容で終わる方が聞いている側に残る印象が違うそうです。
私は学習の指導のさいに、生徒に何が悪いのか・何をしなければいけないのかの結論は先に伝えるようにしています。
そのあとになぜ良くないのか・どうしたら良くなるのかを話し、改善案や今後どうするべきかを話して終わることを心がけています。
もちろんまだまだ出来ていないケースも多いと思いますが、私も含めこれを見てなるほど・・と少しでも共感していただけた場合は、是非伝え方を工夫してみてくださいね。
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