個別指導塾の学習空間、野洲・八日市教室の成田です!
期末テストが終わった学校がぽつぽつ出てきました。
テストが終わればあとは夏休みを待つばかり、楽しみですね!
さて、生徒を指導していると、よく「わからない」という言葉を耳にします。
問題とじーっとにらめっこ・・・、でも解けない、イライラ・・・、
「わからんっ!もうイヤだ!やめるっ!」
ってなる気持ち、誰もが経験あると思います。
でも本当に「わからない」んですかね?
例えば、英文が訳せず「わからない!」となるとします。
でも文中の文法のルールさえ知れば、訳が出来る場合はよくあります。
これって「わからない」ではなくて、単に文法ルールを「知らない」だけです。
「わからない」は自分の理解力や応用力不足なのかもしれませんが、
「知らない」は能力は関係ありません。どうしようもないことです。
知らないことに対してじっくり考えても、まず答えは出ません。
そこにイライラしても時間の無駄です。
知ればいいのです。忘れているなら、解説を見て思い出せばいいのです。
ただそれをするだけで解ける問題はぐっと増えます。
「わかる」とは「知っている」の上に成り立っています。
知識が無い状態で関連した物事を理解することはできません。
「わからない」と感じたら、自分の「知らない」ことを探してみましょう。
知識が増えれば、理解できる幅がどんどんと広がります。
そして今まで理解できなかったことが、すんなりと理解できるようになります。
これが学習です。
ルールを知らないゲームに勝つことなんてできないのです。