ほめるってむずかしい。

個別指導塾の学習空間、守山・近江八幡教室担当の寺澤です!

突然ですが、皆さん

「はなまる」って上手に書けますか?

お察しの通り、私は全く書けません。
普段はめったに生徒をほめないのですが、たまに衝動的にほめたくなる瞬間があります。
そのひとつが、「今まで苦手だったところができた」ときです。

先日、その衝動にかられて「はなまる」をつけたのですが、
生徒には「え、ナニコレ?」と存在すら認めてもらえませんでした。
その時の変な空気といったらもう・・・。

そして、今日(日付としては昨日)。
再びその瞬間が訪れたのですが、以前学習した私はワンクッション置こうと思い、
「はなまるつけたいところだけど超絶ヘタクソだからやめとくね泣。」と生徒に言ったところ、
案の定、「え、いいから書いてみてよ(笑)」とあおられてしまいました。

「いつもドン引きされるんだよね・・・」と呟きつつ心の中で怯えながら
渾身の「はなまる」をつけたところ・・・

見事に爆笑。

からの「これはドン引きやわー(笑)」とさらなる追撃。

ほめるって、むずかしい。

さて、この「ほめる」というものは、本当に難しいと思います。
自分がほめたいタイミング・相手がほめてほしいタイミングが必ずしも合致するとは限りません。
ほめようとしてかけた言葉・行為がうまく伝わらないことだってざらにあります。
(もしかして私だけ?)

考え方としても、「まずはほめてのばそう」、「いやいやめったなことではほめないぞ」と
人によって様々でしょう。
私はどちらかというと後者ですが、これについては正解はないというのが持論です。
生徒から「先生全然ほめんよな! もっとほめて!」とよく怒られるのを
若干(!?)気にした時期があり、本やネットで調べてみたこともありましたが、
結局 『諸説あり』 という形で終わってしまいました。

と言いつつも、限りなく正解に近いタイミングや言葉はあるんだろうなとは思います。
(ややこしくてすみません)
あの時かけてもらった言葉があるから今の自分があるという方も少なからずいるでしょう。
実際私もその一人であり、恩師や友人からの言葉にどれだけ救われたことか。。(あ、脱線)

しかし、「ほめる」のlimit正解(数学は苦手ですがこれ以上の言葉が思いつかないので何卒)を
意図的に発することができたなら世の中はもっと幸せになっていることでしょう。(おそらくですが)
このlimit正解は、誰かのなにげない一言という場合を除き、
少なくとも本当の意味で相手のことを思いやっての発言に限られると考えています。

さらに、受け取る側の心の持ちよう(その一つが発言者を信頼しているか)次第でもあるので
結局、limit正解が真の正解となるかも結果論に過ぎないということです。(超ややこしくてすみません)

つまり、何を伝えたいかと言いますと、

ほめるってむずかしい。 ということです。

「えっ」と思ったそこのアナタ。そうです。私自身、結論は出ておりません。(土下座)

ただ、「結果」よりも「過程」をほめたい。とは、常々思っております。
この冬から春にかけての時期は、多感な子供たちにとってはシビアな時期でもあり、
難易度の上がってくるテストや模試、合否等に対して、ついつい「結果」に言及してしまいがちです。

残念ながら、既に起きてしまったことを変えることはできません。(タイムマシーン・・)
大切なことは”過去の「結果」を受けて未来の「過程」をどう変えていくか”です。

たとえ「結果」が思うようにいかずとも、その「過程」を少しでも肯定することで
次に進む勇気をもってもらいたいんです。

もちろん受験生の皆さんとは合格を目指して共に突っ走る所存でございますので、ご安心を!

私自身も、この文章(特に終盤)同様、改善すべきところがたくさんありますので
日々成長を目標に努力していくことを誓います。m(_ _)m

P .S . 書いている最中に元生徒から大学合格報告をいただき、にやにやがとまりませんでした。

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