「勝ちに行く」とは

個別指導塾の学習空間、守山・近江八幡教室担当の寺澤です!

今回は、先日ある友人と食事に行ったことをつらつらと書かせていただきます。

現在彼はとある学校でとある部活の顧問(監督)をしており、
なんと就任2年目にしてチームを県優勝に導きました!

県内トップの部活の顧問というと、いかつくて怖いイメージが
思い浮かびそうですが、見るからに温厚でやさしく、失礼ですが
とても優勝校の監督とは思えない見た目をしております(笑)

本人いわく、生徒たちからも全然敬ってもらえなくて、
横の関係に近い感じです(笑)とのことです。

自分の友人の中でも珍しいタイプ(!?)の彼ですが、
その裏に隠された素顔が好きで、十年来の付き合いです。

数か月ぶりに会ったので世間話も交えながら、わりと真面目に
「部活でもなんでも、勝ちに行くのに一番大事なことって何だろうね?」
と質問してみました。
すると、「なんですか~いきなり~」ととまどいながらも、
「やっぱり嫌なことやらないと上には行けないですよね」と
ものすごく優しい笑顔で答えてくれました。

今のご時世、勉強でもスポーツでも様々な研究が進んでいますが、
やはり何かに対して「〇〇したらすぐできるようになる」という
裏技的なものは今後も表れないような気がしています。
(ものすごく簡単なことはさておき)

「でも、やっぱり嫌なことはいやですよね…
ただ、たとえ嫌なことでも、子どもたちがその先を信じて
頑張れるようにフォローするのが僕の仕事だと思います。」

まさしく彼の生き様から伝わってくるものであり、自分自身も
ハッと気づかされるものがありました。

生徒や保護者の方からも、「大事なポイントだけ絞って」
「効率よくわかりやすく」といった声を聞くことが多いですが、
残念ながら本当の力が無い子には結局目先の結果しか生まず、
かえって自信を失くしてしまうと考えております。

基礎固めの苦労があるからこそ、大事なポイントや効率性の
本当の意味が分かります。

そのため、自分の指導はあえて生徒に苦労をさせる部分が大きいです。
(もちろん成長段階によってなので、いきなり追い込みはしません汗)

自分も彼のように、生徒それぞれがそれぞれの「優勝」に向かって
努力する指導ができるよう精進していきます。

先日は日頃の感謝ということで自分が奢ってもらってしまったので、
夏の大会で決勝に行ったらなんでも好きなところに連れていくと
約束してしまいました。

彼のチームの優勝を願いつつ、自分のおさいふの平和も願っている
今日この頃です。

ではまた。

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