学問のススメ

個別指導塾の学習空間、長泉教室のモチヅキです!

先日、高校受験生の直前講習の国語の問題で、
「なぜ学校に行かなければならないか?」
というテーマの文章がありました。

筆者は、「学校は、確かに問題点もあるが、社会で生きていく感覚を
養う上でなくてはならないもの」と述べていました。

ふと、「坂の上の雲」というドラマを思い出しました。
日露戦争において、海軍の作戦参謀として活躍した秋山真之とその兄で
陸軍騎兵の父と讃えられた秋山好古、そして、俳人、正岡子規の半生を
描いた司馬遼太郎原作の重厚な歴史ドラマです。

主人公達だけでなく明治時代の若者は、国家の繁栄と社会の向上のため、
つまり、他人のために学問をし、それが自分自身の幸福に繋がるという信念を
持っていました。

そして、それを実現しようとする明治時代の日本男児の学問に対する執念たるや
凄まじいものがありました。

物資が溢れ、様々な娯楽がある現在において、幸福の価値観は人それぞれです。
国家や社会向上を自分自身と結び付けることは難しいことかもしれません。

勉強したところで将来が安泰になるわけではない今の世の中で、
明治の日本男児のような学問に対するハングリー精神を持つというのは
無理な話かもしれません。

しかし、「他人の幸せを想い利他の精神を持って物事に臨む気慨」
は見習いたいものです。

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