できない子供など一人もいない!

個別指導塾の学習空間、静岡東部エリア望月です!

先日、テスト後に生徒の保護者の方から以下のような相談を受けました。

『このままで本当に大丈夫だろうか。』
『もっともっと勉強して欲しいのだが家ではなかなかできない。』

大切なお子様のことをご心配する保護者様の切実なお悩みでした。

話を続けていくと、そのお母さんは何とかしたい一心で、
子供に勉強に向き合うよう厳しく言っているが、
子供はなかなか聞き入れてくれない。

お母さんも困って、さらに強い口調で言うと、子供はふてくされて、
その上、やる気も失ってしまうので、
どうしたら良いかわからないとのことでした。

子供の将来を考えれば、しっかり勉強をして高校に行って欲しい、
どこでもいいわけじゃなく、自分で選んだ高校に!
そしてその先の自分の人生につながるようにがんばって欲しい、
と切望する気持ちは痛いほどわかります。

お母さんのその気持ちを子供も心の底ではわかっているはずです。
できれば期待に応えたいとも思っているはずです。
「勉強ができるようになりたくない」なんて子は誰一人いません。

でも、どうしても行動に移せないのだと思います。

だから私たち大人は子供たちを温かく見守り、
子供のやる気の芽を決して摘み取らずに、
そしてその瞬間を見逃さずに
適切に声をかけてあげる必要があります。

愛情が深いほどその子に対する期待も大きくなりますが、
多くの場合、親御さんの望むお子さんの姿と現在のお子さんの姿には大きなギャップがあります。
そして、そのギャップは理想の姿をおしつけることで埋まるものではありません。

もちろん最終的に親御さんの想いが届き、希望が叶うことがお子さんのためになります。
でも慌ててはいけません。まず、コツコツとギャップを埋めていくことが必要になります。

では、ギャップを埋めるためには、

1.自分はできるという自信(認められた経験+達成感)
2.自分にあった勉強方法の確立
3.目的意識(なんのために勉強するのか)

の3つが必要だと思います。勉強へ意識が向かない場合、
3つの実現を妨げている問題があるはずです。
それをひとつひとつ解決していくことで、言われたからやるのではなく、
自分のためにがんばれる学習ができるようになります。
自分のためにがんばれれば、成績は伸びていきます。

期待が大きすぎると、ギャップにばかり意識がいってしまい、
そこしか見えなくなってしまうため、
イライラして子供にプレッシャーのみを与えてしまいがちです。
しかし、子供たちも変わろうとしています。

大きなギャップ(期待)のせいで気づきにくいですが、
子どもたちは変わろうと努力しているのです。
その小さな変化に気づくことができたら、お子さんはきっと自信を持ち、
もっとよくなる方法を模索することでしょう。

理想のお子さんの姿ではなく、昨日のお子さんと比較し、
頑張っている姿を見逃さず、声かけをしてほしいと思います。

そして、私も一緒に
お子さんが自分の未来を見据え努力できるように応援していきたいと思います。

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