娘のモノマネから学ぶ勉強の秘訣

個別指導塾の学習空間、彦根・八日市教室の成田です!
   
        
   
3歳の娘がよく私の真似をします。
発した言葉や行動を一度見ただけですぐ同じように真似するのです。
そしてあろうことか、私のくだらない発言や行動まで真似してしまいます。
これが最近ちょっと恐怖です(笑)。

パンツやズボンをちゃんとはいたか?と尋ねると、
「安心して下さい、はいてますよ」と応える娘。

ダンスしてとお願いすると、
「本能寺の変!本能寺の変!」と踊り狂う娘。

自分としては娘に「大和撫子」のような
上品で洗練された麗しく女性らしい人になってもらいたのです。
しかし…このままでは…、お笑い芸人になってしまうではないですか…!

というわけで、娘の前での振る舞いに気をつけている今日この頃です。

 
 
しかしこの「真似」というのは、高度な学習の一環なんですよね。
幼児にとってだけではなく子どもも大人も含めて、
真似をするというのは全ての学習の基本であると思います。
それは学校の勉強であっても同じことです。

英語の文法、最初は意味がわからないですよね。
なぜ単語はあのようなアルファベットのつづりなのか。
なぜあのような順序で単語を並べるのか。
なぜ様々な英文法があるのか。
でもよくわからないなりに、正しいとされる書き方などを真似しながら、
覚えていきます。

数学も同じ。
方程式の解き方。
グラフを式で表す方法。
面積や体積の求め方。
なぜかはわからなくとも、習った方法を真似することで
正解を求めています。

そして真似をしているうちに「なぜ」がわかるようになり、
学習内容の本質が見えてくることで、また理解が深まっていくのです。
ですので、純粋に「真似」を意識して勉強することは
学習における大事な第一歩と言えると思います。

勉強をしていて、「わからない!」「理解できない!」となったら、
模範解答を真似して、ひとまずパターンを覚えてみましょう。
まずは、なぜかはわからないけど同じようにやってみる、ことからです。
そうすることで正しい答えが出せれば、それは立派な「学力」だと言えます。
そして多少は気分もいいですよね。

ただし、だからと言って理解を深めようとせず
ただ真似だけをし続けようとしてはダメです。
真似をして身につけていくのはあくまでも最初の段階だけ。
意味や理由を理解せずにただ手順をこなす作業は、面白くないし、ミスも出やすいです。
なぜそうなるのか、どういう法則があるのか。
慣れてきたらそういうところに意識を向けるようにしましょう。
その方がずっと勉強を面白く感じれるはずです。
階段を一段ずつ昇るように、少しずつ進歩していくことが大切です。

 
 
娘にも「真似」の次の段階に進めるよう、サポートしてやりたいと思います(笑)。

  

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