お月さま

個別指導塾の学習空間、明石西・稲美教室の馬場です。

もうすぐ9月になりますが、まだまだ暑い日が続いて、秋が近づいてくる気配など全く感じませんね(苦笑)そんな状況ではありますが、今回は秋にちなんで、『月』について話したいと思います。

秋の月と言えば、『十五夜(仲秋の名月)』ではないでしょうか。十五夜とは、旧暦の8月15日のみを指す言葉で、現在の暦では、9月中旬から10月上旬に訪れる、満月が出る日のことです。
月の満ち欠けで日にちを決めていた旧暦では、7月~9月が秋であったため、その真ん中の8月15日の満月を「仲秋の名月」「十五夜」とし、美しい月を愛でながら、秋の豊作を祝い、収穫に感謝していたそうです。

また、小さい頃に、「月にはウサギがいる」という話を聞いたことはありませんか?この話については、インドの神話に由来するそうです。

昔々、あるところに、キツネ、サル、ウサギの三匹が仲良く暮らしていました。
彼らはいつも
「なぜ自分たちは獣の姿なのか?」
「前世で何か悪いことをしたのだろうか?」
「それならば、今からでも人の役に立つことをしよう!」
と話していました。
その話を聞いていたお釈迦さまは、自らお腹を空かせた老人に姿を変え、三匹の前に現れて、三匹がどのような善い行いをするのか試したのです。
するとサルは木に登って木の実や果物を取って老人に差し出しました。また、キツネも魚や鳥を取って老人に差し出しました。
ところが、ウサギだけは他の二匹のようには上手くいかず、何も取ってくることができませんでした。
するとウサギは、「私は何も取ることができません!だから、どうぞこの身を食べてください!」と自分で火を焚いた中に飛び込んだのです……。
お釈迦さまは三匹の行いを認め、「生まれ変わったらこの三匹を必ず人間にすることを約束しよう」と言いました。
また、自ら身を捧げたウサギの行いを「月の中にウサギの姿を残して、後世にまで伝えよう!」とも言いました。

お話の最後が、何だか切なくなりますが、この話から「月にはウサギがいる」という定説ができたそうです。※諸説あります。

物事の起源を知れば、また違ったものが見えてくる。これからの秋の夜長に、色々と考えにふけってみるのも良いのではないでしょうか?
あっ、寝不足にはくれぐれもご注意を……(笑)

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