夜ごはん

個別指導塾の学習空間、桶川・鴻巣西教室担当の貝塚です!

毎日塾で生徒と会話をしていると、部活の話が出てきます。
部活の話になると、必ず私は「ご飯をたくさん食べなさい」と伝えます。

皆さんにも経験があると思いますが、体育会系の部活&顧問が熱血のようなパターンにになると
「メシ食えー!」的な流れがあります。
私自身高校時代は部活に明け暮れ、それなりに結果も出すようなところに所属していたので、
やはりそんな流れがありました。

エピソードとしてこんなことがあります。

楽しい楽しい修学旅行。大会を控えていた私たちでしたが、修学旅行くらいそのことを忘れて楽しむことを
満喫していました。
ただ気がかりだったのは、部活の顧問が私たちのグループに同行していたことでした。
しかしその些細な不安感は、修学旅行の満喫感に隠れ、若干18歳の私たちには知るよしもありませんでした。

初日の夜ごはん。目の前にはおいしそうな魚、肉、色とりどり野菜。
「いただきまーす!」の掛け声とともに高校生全員の箸が軽やかに動き出す。
 まるでその場の空気全体が黄色く見えるほど会話は弾み、夜間の行動はどうするか、寝る前に脱走するか、
まさに修学旅行の夜ごはんでした。人生でこんなにも楽しい時間があるのかと、ティーンの私たちには
素晴らしい夜でした。

が、

ちょうど食べ終わるころ、私たちは部活の顧問に呼び出されました。

「○○高校は修学旅行先で練習しているらしいぞ 怒 お前らはそれでいいのか 憎 よく考えろ 闇」

わけもわからぬままわたしたちには目の前のごはんにかぶりつくしかなかった。

なにかにおびえながらのごはんだった。

軽やかに踊っていた箸は馬車馬の如く動き続けた。

おかずが切れたら他の生徒が残したものをもらい、また足りなくなったら納豆だった。

その恐怖、試練に私たちは耐え続け、そしてついに釜の中を空にした。
その時にはすでに十杯はお代わりしていた。

もう食べなくていいんだ。

その瞬間肩の荷がすっと軽くなり、少しずつ私たちの表情に笑顔が戻るか戻らないかのタイミングで、

宿のおばちゃん:あら~~~~、よく食べるね§^。^§  さっすが若い子はちがうね ニコニコ
今新しいの炊くからね(●^o^●) あと5分くらいかな♪ まっててねぇ

まぁなんていうの。
やっぱり若い子が馬車馬の如くもりもり食べていたら、作っているほうはうれしくなっちゃうというか、
見てるほうは気持ちがいいですよね。

。。。。。。ね。

そのあとは新しく出てきたお釜のご飯を、若干の気遣いでいい感じの量を食べて、私たちの夜ごはん。。。練習は終わりました。

いい思い出だなぁww

埼玉の塾なら個別指導の学習空間

SNSでもご購読できます。

まずは1週間の無料体験学習をお試しください

コメントを残す

*

CAPTCHA