個別指導塾の学習空間、甲府西教室の河手です!
丁度1週間前、プロ野球千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が28年ぶりとなる完全試合をプロ野球新記録となる13者連続三振とともに達成しました。
私は1週間後の今日、ブログを書こうと決めていたので、完全試合達成の後の佐々木投手のコメントを確認していました。
準備万全で書こうと思っていたところに、今日の試合でも8回まで完全でマウンドを降りる。
書く前から今日のことも勿論触れるつもりでいましたが、完全を継続して降板するとは予想もしませんでした。
完全試合達成の後の佐々木投手のコメントの中で、完全試合を意識していたかについて問われ「正直あまり意識していなく、打たれてもいいかなと思いながらキャッチャーの松川を信じて投げた」と聞いて、私は意外と思いつつ、納得感がありました。
私自身、普段の指導では、生徒の皆さんに目標を節目節目で意識させたいと考えています。
その視点から考えると佐々木投手のコメントから無欲・無心の達成と思えます。
その一方で、記録に意識がいけば、自ずと力が入ることが予想され、それがマイナスに働くことは想像に難くありません。
状況に左右されず、打たれてもいいと思える心の余裕、仲間を信じることが出来ることも含めて、この記録が生まれたと納得感があります。
生徒の立場に置き換えると、テスト中に例えば100点を目標にやっていて、出来ない問題、難しい問題に出会うことはある。
そんな時、割り切って、次の問題以降に最善を尽くせる姿勢で取り組むことが出来る。それはやってきたことを信じられるからでもあると思います。
そして今日も冒頭でも触れた通り、8回までとは言え、完璧な投球でマウンドを後にしました。
1週間前に歴史的なことを達成して、満足感に浸るだけでは準備が甘くなることも有りそうですが、普段通り、もしかすると普段以上に準備して今日を迎えていたと予想されます。
教室の指導に置き換えていえば、生徒の皆さんには1つのテストが終わったら、結果に左右されず、次に向けて分析を活かしてベストを尽くしてもらいたいと考えます。
そのためにはどう接するのが良いか。
私はテスト後に、点数に関係なく、何故出来たか、出来ない分野はどこかを書いてもらうようにしています。
と心に思うことを教室の日常と併せて書いていたところ、今日の試合後の佐々木投手のコメントが聞けました。
好投の理由について「昨年の後半から良いトレーニングが出来ているので、やはり積み重ねかなと。」
やはりそういうことになるのかと納得です。
才能も勿論ですが、その才能の開花も積み重ねあっての開花である。
小さなことを丁寧に心を込めてやる。
そんな結論になりました。
明日から、また指導に精進します。
ではまた。
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